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エフェクターボード紹介 その3

2019.05.15 13:52

やっとこさエフェクトボード最後の刺客「ルーパーセクション


とは言うものの前の2つのセクションに比べて役割は判りやすく説明することはそんな無いのですが........


信号の流れはLRで


DigiTech / CabDryVR

                ↓

Boomerang III E-156 Phrase Sampler/Looper

                ↓

strymon / blue sky

前のセクションのラインセレクターから「L +R」「L」「R」と出力を変えてサンプリングさせて人力でコーネリアス的なPanningをさせたり、LRで意図的にループポイントをずらし尚且つ同期させないことで、ライヒのピアノフェイズ感を出したりしている感じです


本当はこちらもアンプに出力したいところなんですが、機材環境的にほぼ無理なので基本的にPA卓に直接出力されてます

(理想を言えばAC30×3発にパラで出力したいところなんですが、、、、)



そんな理想との擦り合わせで丁度良かったのが

DigiTech / CabDryVR

ステレオのキャビネットシュミレーターなんですが、結構このサイズ感では珍しい気がします


アンプシュミレーターという選択肢もあったのですが、どれも味が付きすぎてしまってイマイチな上にステレオ対応のものがほぼ無い(あったとしてもマルチエフェクター的なものだったりデカかったりでサイズが....)

その点ではキャビネット・シミュレーターは程よく音が潰せてダイレクトに卓に行くよりかは暖かみが出てくれるんで感触がドンピシャでした

その上ステレオ対応........文句なしです

一般的には駄作なエフェクターの部類(何をターゲットにしているのか判りずらい)だとは思いますが、重宝してます



そして演奏の核となっている

Boomerang III E-156 Phrase Sampler/Looper

同系統のエフェクターだとやはりBOSSのRC-300が最高峰という感じではありますが、対ギタリストで言えばBoomerangの方がシンプルで感覚的に操作しやすくて感触はいいと思います。


何よりこのサイズ感..........


BOSSのDD-20と同じくらいのサイズで、「最大4chループ」「エフェクター内蔵」「マスタートラック×nでの同期録音」という仕様

最高としか言いようがない


ただ難点を挙げるとしたら「スイッチが平らで踏みずら」「代理店がない」ところ

大事に扱ってください.......

というか代理店復活してください.......



そしてラストが

strymon / blue sky

とにかく音の広がり方が綺麗!!

どうしてもルーパーを使っているとどんどん音の密度がミニマル式に濃くなってしまって、音をリバーブで後ろにやろうとしても「中々後ろに下がらない」「後ろに下がっても濁ってしまう」なんて感じになりがちなんですが、blue skyは音抜けがよくスムーズに音が飛んで行ってくれるので演出しやすい!!

恐らく一番blue skyの良さを感じられるのはピアノやアコギ系の音色が一番だとは思います。

それぐらい音が安定してます.......





やっとこさ3セクションの紹介が終了

来月はこれプラスでセクションを増やしてライブに挑むかと思います。