#38 ホップはじめました
【福井尚子・高志】
こんにちは。気温も上がり、農業の盛んな二宮町では田植え体験や畑関連のイベントを目にする機会が増えてきました。そんな中、自分でも農的なことを何かやってみたいなぁと思い立ち、農とDIYの拠点施設として活用される4号棟でホップを栽培してみようとお食事会議で提案し、挑戦することになりました。
どうしてホップを育てようと思い始めたのか、記憶が定かではないのですが、以前のお食事会議か何かで話が盛り上がったのが事の発端です。ホップというと、東北など比較的涼しいところでの栽培が盛んなイメージですが、調べてみると「緯度35度以上の冷涼な気候の地が栽培に適している」とのこと。
(出典:https://brewnote.tokyo/2017/08/japan_hop2017/)
そして二宮町の緯度は約35.3度。二宮町が「冷涼な気候の地」かどうかはさておき、これはやってみるしかありません。さらには、それほど手がかからず初心者にも比較的育てやすそうだということも分かりました。
ホップは種からではなく、株分け(根っこを掘り起こしていくつかに切り分けること)で増やすことが多いそうなのですが、ホップを育てている知り合いもおらず、今回は通販でホップの苗を3本購入しました。尚、日本自生種のホップもあるそうですが、ビール作りに適しているホップは海外自生種のホップ(西洋唐花草)とのこと。さらに、ホップにはオスとメスがあり、ビールのホップとして使用されるのはメスの毬花というところだそうです。
ホップは根茎が強く、繁殖力も強いため、直植えだと地下茎のコントロールが重要とのことで今回は大きめのプランターを用意しました。
これまで全く知らなかったのですが、実はホップはつる性の植物で、高さはなんと6〜10mにまで達するとの情報も。グリーンカーテンとして育てる方がいることにも納得です。
今回は上に伸びていくつるのガイドを見越して、100均で園芸用ネットを購入し、公社の方にもお手伝い頂いて、2階までの高さを確保しました。
収穫は秋。毬花が収穫できたら楽しみ方は色々で、ビールを作ったり(酒税法の関係でアルコール度数は1%未満に抑える必要あり)、ビールにホップを浮かべて香りを楽しんだり。天ぷらにしたり、ハーブティーに入れることもあるそうです。
植えて1年目は、あまり毬花の量は期待できないことですが、毬花をどう活用しようか、悩めるぐらいに育って欲しいなぁ。このブログでも生育状況などシェアできればと思いますのでお楽しみに!
<参考にさせて頂いたサイト>
https://sodatekata.net/flowers/page/1403.html
https://www.jbja.jp/archives/20002
https://note.mu/hananoyakata/n/nafcd6c5fcabf
http://www.sodatekata-box.jp/content/10174