コミュニケーション能力と自己肯定感の関係
■コミュニケーション能力の大切さ
5~10年前は、企業における採用基準や社員教育において、『コミュニケーション能力』を最重視する時代だったと思います。
今も最重視されているのは確かでしょうが、馬鹿の一つ覚えみたいに叫ばれていますね(^_^;)。
「能力アップが難しいから教育しなければならない」この課題・・・
大切な『心の基盤』を無視して叫んでいるから、上手く行かないんじゃなかろうか??
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コミュニケーション能力の要件をざっと並べると・・・
① 相手との会話を成立させることが出来て、相手に不要な不快感を与えない
② 自分の考えを相手に伝えられる
③ 相手の話を理解し、その背景にある意思を理解する
④ 相互理解をスムーズに伝えるための伝達手段(会話・メール・文書など)を状況に応じて選択できる
⑤ 自分のミッションを達成する為の他者への様々なアプローチが出来る
といったところでしょうか?
「友達100人いるよ!」とか、「誰とでも話せるし仲良く出来るよ!」とか、「誰にでもちゃんと挨拶出来るよ!」とか・・・そんな小学生じみた意味ではないということです。
(そんなんは快活さとか朗らかさと言う><)
■コミュニケーションの最終目的は、自分の意思・感情・意見を伝えること
コミュニケイトとは、良好な人間関係を築くことだけが目的ではなく、上記の定義⑥に書いた、
『自分のミッションを達成する為の他者への様々なアプローチが出来る』
ことが最終目的です。
人の話を聞くことが上手でも、自分の意思・感情・意見を相手に伝えられなければ、意味がない。。。
人様の為だけに生きているわけではないから。。。
↓ 他者と上手くやっているつもりのパターンあるある。。。
A)家から一歩出れば笑顔を絶やさず、人の話に「え~、そうなんですか~!」と100%共感したフリして、出る杭にならぬよう「私は皆さんの意見に従います~」を口癖に、周囲に溶け込んでいるフリして、家に帰って友達に、電話やSNSで「あいつら超馬鹿なんじゃない!!」とブチ切れる。。。
B)会社の飲み会がいつも居酒屋なのにウンザリしているものの、「たまにはイタリアンにしません??」などとは決して言えず、飲み会を早々に退席して、帰宅してデリバリーピザをドカ喰いする。。。
C)学校や会社で任意仲良しグループに何故か入れられてしまい、仲間外れにされるのが怖いがゆえに大好きな友人への悪口(ないことないこと)に花が咲くのもぐっと堪えて聞くしかなく、でも反論など出来るわけもなく、結果、信頼していた友人からも嫌われ、友人と言える人間が誰もいなくなり、孤独な人生を送っているので猫を飼うことにした。。。だって、猫は裏切らないから。。。
・・・とまあ、極端な話ですが・・・なきにしもあらず。
自分の意思・感情・意見を、事実に基づいて上手に伝えることが出来ないものか???
『自分の為に生きる』『自分の人生を自分らしく生きる』為には、八方美人ではダメなんですよね。。。
■日本人は極めて『自己肯定感』が低い・・・
自分の意思・感情・意見を伝えるために必要とされるメンタルは『自己肯定感』ではないかと思うのです。
日本人のこれまでのコミュニティ文化は、
『一致団結・協調・中立・横並び・謙遜・奥ゆかしさ・曖昧さ・遠慮・我慢・自己犠牲』
といった単語に象徴されているのかもしれません。
つまり・・・強引な自己主張を極端に持たないように教育・啓蒙されてきたわけです><。
だから・・・日本人は概ね自己肯定感が低い・・・。
※強引な自己主張をする方は、地位や権力を得た方に多いような気がします。見極めが必要!。
■自己肯定感を高めることの本来の在り方
自己肯定感は、自己顕示欲とは違います。自己チューとも違います。
完璧な人間を目指すことでもありません。
(完璧ってなに???)
そもそも、『他者との違い』は、ずばり『個性』です。
それが欠点なのか弱点なのかどうかは、他者から評価されるのではなく、自分が評価判断すればよろしいのではなかろうかと。。。
完全無欠ではない、不完全でちょっと頼りなくて『人間臭い』自分を、認め愛してみれば良い。
だって、人間として産まれてきたのだから、当たり前のこと。。。
ダメだと自分で思っている自分をも認めてこそ、自己肯定感は高まります。
■これからの時代に求められるもの
これからは、コミュニケーション能力だけを切り取ったように、最優先に重要視する時代ではなくなるのかもしれません。
自己肯定感あってのコミュニケーション能力。
基盤は自己肯定感。
凸凹あっての人間社会。
横並び的・平均的に集団や組織の能力を高めることよりも、個々の能力上の突出した特性と苦手とする特性をも含めて、ジグゾーパズルのピースを埋めていくような感じ。
苦手とする特性をも、社会の中ではカバー出来る可能性があるということ。
平成が『コミュニケーション能力』の強化至上時代であったとすれば、令和は『自己肯定感』を大切にする精神的豊かさを実感出来る時代になればな・・・と思います。
あらゆる個性や、様々な障がいをも個性として、活かせる時代にしたいものです。
一人ひとりが必要とされる社会を目指して。。。
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私のセラピーは、過去の経験から構築された心のしがらみ(不要・不自然なプログラム)を解き放つお手伝いを致します。
自己肯定感を高める為のセラピーと言っても過言ではありません。
自宅サロンはこじんまりした空間ですが、心休まる時間をお過ごし下さい。
※チャネリングセラピーは、遠隔セッション(LINE電話、Skypeなど)が可能です。
※リプログラミングセラピーは、対面のみです。
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