断面積比較表のページを追加しました。
2019.05.17 03:29
私が撚線の電源ケーブルを作る過程で、素線径と本数と断面積による再生音の変化を感覚ではなく正確な表に出来ないものかと制作したのが断面積比較表です。
より線の電源ケーブルを制作する以前に段階的線径構成で電源ケーブルを制作した時、電源ケーブルは電流量が多いと思いスピーカーケーブルを2本撚り合わせてプラス、2本撚り合わせてマイナスと倍の太さで制作しましたが、段階的線径構成の導体断面積が小さいせいかダブつきは感じませんでしたので、実際にはスピーカーケーブルの方が細くていいかもしれません。
昔からある電源ケーブルも赤黒スピーカーケーブルも共に線径0.26mm×37本=1,963m㎡ですので、線径と周波数帯域の関係が近いことがうかがえます。
表にしてみると数本違えば音が変わることが分かります。
そして、一般的な線径0.26×37本というケーブルが標準であることが分かります。
実際やや細めの自作5作目の線径0.2mm×66本や塩〇電線の線径0.18mm×84本よりも低音域は少し強く再生されます。
自作4作目の線径0.2mm×70本は僅かにダブつきを感じ、自作5作目の線径0.2mm×66本は標準の線径0.26×37本より僅かに低音が軽く感じられましたので、意外にシビアです。