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ちばつかさ こころとからだの中身から

15人目。「人生なんかシンプルだ」平均寿命50歳の国から渡ってきた男。シェパード・シバンダ。

2019.05.17 06:41

入団当初は喋ることも少なかった彼とは、音楽を通じて距離が縮まった。

2008年、22歳の彼は平均寿命50歳という国から日本にやってきた。


コラムにも書いたこと。


「なんでそんなに急ぐ。人生はシンプルだ。生まれて死ぬだけ。ゆっくり生きればいいじゃないか」


80歳くらいのおじいちゃんが言うようなセリフを、弱冠22歳の男がさらっと言う。

ジンバブエという遠い国から1人で日本に来た男の言葉になんだか不思議な力を感じた。




1つ1つの出来事を、喜怒哀楽の感情をしっかり使って受け止める。嬉しい時は涙を流して子供のように喜び、悔しい時は頭を抱えて悔しがった。


一瞬一瞬を大事に生きていたんだと思う。


あれから11年。平均寿命が50歳であるのなら、彼はもう今は人生の終盤を生きている。


「シンプルだ」


日本とはまるっきり違う環境で生きる彼は、もしかしたら日本の環境を羨んでるのかもしれない。


でも、幸せかどうかは環境ではなく彼自身が決めるはず。彼が幸せだと思えば幸せなんだ。


2020。東京でオリンピックが開催される。

野球ジンバブエ代表の彼は、今東京へのキップを手にするために戦っている。


次彼に会えるのはいつになるのかわからないけど、僕は彼に教えてもらった哲学を自分の人生に混ぜ込んでいたいって思うんだ。


東京で待ってる。

Do the best