イラストと文「挿し木」/クズほどなぜか忙しい!?
「挿し木」
家には小さな温室があって
そこでたくさんの挿し木をして
そうして鳥たちとつんつるてんの大地に
その挿し木を挿しているの。
すると水たちがそのうちここを嗅ぎ分けてやってきて
木は大きく育ってやがて森になるのよ。
何事もそんなもの。
こんなふうに、植物を大地に植える絵というのは、自分もちょくちょく描くし、たぶん他の方も描かれる事でしょうね。
なにか、悲しくも美しい光景であるような気がしてね。
令和になって、知らず知らずのうちに自分の中の気分は以前とは変わってしまったよう。
平成はもう過ぎ去ってしまって手の届かないところに行っちゃった。
さて、そんな昨日は、一日2件の打ち合わせで伊勢へ。
とても楽しかった〜。
で、行きに立ち寄ったコンビニでちらりと目に入った本のタイトルが、あまりにも深くわたしの心に突き刺さってついつい買わざるをえない心境になって買ってしまいました。
「そのタイトルはクズほどなぜか忙しい!」。
なんだと!それってわたしのことかいっ!!???
と、がび〜〜んと思ってしまったのです。ひどい!!
えっ!どんなだ!?どんなだ!?それってどーゆーこと??
と、ズキンズキンきてしまったのです。
が、買って車の中でしっかり見ると
実際のタイトルは「グズほどなぜか忙しい!」であったのでした。
普段から、忙しいのはわたし自身のいろいろに問題があるのかも?とちらりと思いつつも結局やっぱり忙しさに追われそんなこともじっくり考えられずに過ごす毎日。
でも、実はこのタイトルは「クズ」ではなく「グズ」だったのね。
ふ〜〜〜っ。
ちょっとだけやさしいニュアンスに変わったような気がして、なにげに胸の痛みが取れたのだけど、どちらにしても忙しいのはグズのせいらしい。
ただ、グズってもとからの性格じゃなくてクセのものだそう。
努力しだいではなんとかなるらしいよ。
ああ、とりあえず忙しいのでなかなか読み進められないのですけどね(笑)。
そーゆーところがクズ、あ、ちがった、グズなのよね(笑)。