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『「面倒くさい」という言葉について』放課後等デイサービスみのりⅡ

2019.05.18 09:48

子どもたちと接していると度々聞かれるこの言葉。 

算数の筆算や分数、漢字の書き取り等の場面で特に多く耳にします。 

一見、とてもマイナスな言葉。 

口にした途端、ほとんどの人からは「そんなことはない」「努力が足りない」と否定されてしまう言葉です。 

でも本当にそうなのか… 

「面倒くさい」と言う子に対し自分はどんなアプローチができるだろう… 

そんなことを考えていた折、丁度スタッフ同士で意見交換できる機会があり、子どもたちの「面倒くさい」について皆さんだったらどうしますか?と質問してみました。 

・「本当にそうだよね〜」と共感してくれる大人がそばにいても良いのでは。 

・「面倒くさい」の影に隠れた様々な想い(「不安」「怖い」「あきらめ」など)を汲み取り、理解してあげられたらいいんじゃないか。 

・ 自身の子どもの「面倒くさい」克服体験談 などなど…。 

色々な考えを聞くうちに私のこり固まっていた頭もふんわりと軽くなるのがわかりました。 

ついつい考えすぎて、視野が狭くなっていたんだな〜と実感。 

そして、そんな会話の中で “子どもたちの居場所としての「かかわり教室」”のあり方をもう一度認識できたような気がします。 

子どもたちも十人十色。

そして私たち大人も十人十色。 

正解が無いからこそ、おもしろいし色々な考え方があっていい。 

学校でも家庭でもない「もう1つの居場所」にいる大人として、私にできることをこれからも模索していきたいと思いました。