蠍座満月ーすでに在るもので、まだここに無いものを創造する
19日、6時11分、蠍座で満月を迎えました。
牡牛座の新月からここまで「自分に出来ることを知る」流れの中にありました。
♇冥王星も逆行しているので、
自分に相応しくないものが削ぎ落とされていくような感覚があった方もいるかもしれません。
それは、道を閉ざされるような感覚にも似ています。
この満月は、自分に出来ること、やるべきことに光が当たるタイミングです。
満月を形成する☽月と☉太陽、MCでTスクエア
☉太陽にはセドナがジャストコンジャンクション、☿水星も重なります。
MCにはリリスがジャストコンジャンクションです。
自分の能力を最大限発揮できる場所を見つけ、
自分が出来ることを世の中に発信することで、周囲に影響を与える。
自分の才能で社会生活(仕事)を成り立たせること。
そのために、価値観の逆転が必要であることが示されます。
セドナは限界を突破していくエネルギーですが、そのエネルギーは内側へと向かい、価値観の逆転を促します。
♀金星と♅天王星、♂火星とミトラ、MCが小三角形
こちらのアスペクトにも人生観の逆転が示されます。
価値観、人生観を逆転させて行動することで、
自分に相応しい(生まれた意味・使命を果たすための)環境が整い、
使命を果たした結果として、物質的豊かさがもたらされる。
「今までのやり方が通用しなくなる」
占星術やスピリチュアルな情報に触れている方は、ここ数年良く見る言葉かと思います。
これまでは内的な変容においての価値観の逆転でしたが、実際に行動していく段階に入った今、
実際の行動を、これまでとは真逆のスタンスに変えていく必要性があります。
3次元は鏡の世界とも言われます。
天地を統合させるためには反転が必要なのです。
もし、上手くいかない感覚や、前に進まない感覚、しっくり来ない様な感覚があるのであれば、
今までと同じやり方で前に進もうとしている可能性があります。
逆の行動を意識してみて下さい。
流されるように生きて来たなら、自分の意思で人生をコントロールする。
人生をコントロールして来たなら、時には流されるように生きてみる。
他人軸で生きてきた人は自分軸で生きる必要性があるし、自分軸で生きてきた人は他人軸も意識する。
今まで色んな事に挑戦してきた人は、極めるものをひとつに絞り、挑戦することを躊躇ってきた人は挑戦する。
♃木星とPoF、♆海王星、ASCがTスクエア
PoF(パート・オブ・フォーチュン)は「幸運のありか」と言われます。
自分の中に眠っている才能を
新しい生き方(価値観、人生観を逆転させた生き方)と結び付けることで、
今後の生き方についての答えを得る。
すでに在るもので、まだここに無いものを創造する。
先天的なもの、持って生まれたものの中に戻ることが重要になります。
ホロスコープで持って生まれた才能を表すのは2ハウスです。
- 2ハウス×2ハウスに入っている天体の意味
- 2ハウス×2ハウスのハウスカスプの星座の意味
- 2ハウスのハウスカスプと天体のサビアンシンボル
e.g.
「2ハウス 水星」「2ハウス 蠍座」というような感じで検索。
サビアンシンボルの意味も〇〇座〇〇度で検索すれば出てきます。
星の解釈はひとつではなく、様々な意味が内包されているものなので、
ホロスコープを見てもらって言われたことをそのまま信じるより、
自分で見てしっくりくるものを採用する方が、ホロスコープの使い方としては有益だろうと思います。
上記のポイントをよく確認して、2ハウスを使えているか点検することも、
今後の生き方の方向性を見出すのに効果的です。
使えていないと感じるなら、使うことを意識することで状況は変わるはずです。