上場企業の「希望・早期退職募集」が前年上回るペースに!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■上場企業の「希望・早期退職募集」が
前年上回るペースに
公開日:2019/05/19
深刻な人手不足が叫ばれているのに
リストラの嵐だ。
東京商工リサーチによると、2019年
に希望・早期退職者を募った上場企業
は16社に達し、5カ月余りで早くも
前年1年間の12社を上回った。
募集人数は6697人で、3年ぶりに
5000人を超えた。
純利益を57%も減らすなど19年
3月期決算がボロボロだった日産は、
22年度までに世界全体で4800人
以上の従業員を削減すると発表した。
早期退職関連で470億円の費用が
発生するが、年間300億円のコスト
低減につながるという。
今年、希望・早期退職者募集に応募
した人数は、富士通2850人、
東芝823人、コカ・コーラ
ボトラーズジャパンHD950人、
アステラス製薬700人、
アルペン355人など。
東京商工リサーチは背景をこう分析
している。
「上場企業の希望・早期退職者募集
は、これまでの経営不振を原因とする
『リストラ』型中心から、業績好調な
企業が成長分野への事業展開を図る
ため、余裕のあるうちに人員適正化を
進める『先行実施』型が増えていくと
みられる。今年の年齢条件付き募集で
は、募集適用の開始年齢を45歳から
とする企業が10社で最も多かったが、
今後は一段と対象年齢を引き下げる動き
が強まる可能性がある」
クビ切りの若年化でキャリアダウン
転職が広がるんじゃないか。
【転載終了】
************************
アルペンは業績が悪いようですね。
人手不足は、いわゆる3K職場と
言われるところで、慢性的な人手不足と
言われています。
大手も、AI化に向け、コストの高い
中高年を切ろうとしています。
日本国民は、「無知さ」とN・Tから
言われる「日本人はお人好し」という
ことになりそうですね。