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そうだ、ニューヨークへ行こう

【欧州:ベルリン】Day 11

2019.05.19 06:24

いやーーー!もう最終日ぃぃーー!

もっと居たいよ、ベルリンに!

絶対に戻る。決めた。


昨日の雨から一転、朝から良い天気!

え、まさか気球?!

気球に乗っ〜てど〜こまで行こ〜う♪って歌ってる場合か⁉

いや、動画を思い出しても、足元がフワ付いて吐き気️がするので止めよう。

根性無しでOK。


あらかた博物館は見たし、観光名所は網羅。さて。。

Google Map をポチポチしてたら発見してしまった。


Museumswohnung Zimmermeister Brunzel baut ein Mietshaus


ググ翻したら

「アパート博物館・大工Brunzelが長屋を建てる」


こ、これは運命の出会い❣️

しかも、住みたい!って思ったエリア、プレンツラウアー・ベルク。(冒頭の写真)

きーめた!最終日はココ!!


まずは、お気に入りのカフェNo Fire No Glory へ。B.L.A.TだかB.A.L.Tだかを頼む。

アボカド入りってことね。


ポーチドエッグが乗ってて、B.L.A.E.T では?!(L.Tは付け合わせ)

卵、久しぶり。。


金曜の午前中だというのに、ここだけでなく、近隣のカフェのテラス席はどこも満席!

正確には、テラス席なんかじゃなくて、店の前の歩道席だけど。

歩道が2車線分くらいあるから、余裕だよねー。


これまで行ったどこの国も歩道が広い!自転車専用レーンが歩道とは別に1車線の半分くらいあったりして、歩行者とぶつからない。車より人間が大事な国。日本は、車優先だよねぇ、都市デザイン的に。。


そして、アパート博物館へ。


Museumをピンポンしてくださいと。

じゃなきゃ隣のビルの「HERBSTLAUBE」に来てくださいと。


Museumをピンポンしても、反応無し。

ヨシ、隣だな、、と、行ってみると、薄暗い人気のない扉。


あーー、閉まってんのかなーと、恐る恐る扉を開けると、、


薄暗い閉店したバーのような部屋に、お年寄りが5-6人。

プロジェクターに映されたボウリングゲーム🎳(Wii Fitみたいなテレビゲーム)に興じてました。


「あのーー、ミュージアムが見たいんだけど。。」と言うと「ハイハイ、ミュージアムね」と、腰の曲がった老婆がカギをゴソゴソ取り出した。

お友達に「ゲームどうするの?」っぽい事を言われるも「代わりに誰かやっといてー」と、後ろ手で手を振る。

老婆に案内されて、ミュージアムへ。


ミュージアムなのか、これは。。。

アパートの2Fに上がる。鍵を開けると、そこは1900年初頭に建てられたアパートの当時のままの姿が。


老婆に€3渡すと、パウチされた英語の解説を渡される。

後はご自由にどうぞ、と。


この辺りは戦火を逃れ、そのまま残っている気がしてたんだー。東側なのに、古風な建物が多いから。

リビングと寝室。キッチンのみ。

家族全員が8畳程の寝室で寝てたのねー。天井高いから、狭く感じないけど。


台所には大きなタライ。お風呂らしい。でもこのタライ風呂には、ほとんど入らず、近くの公衆浴場に行くのが普通だったと。


女工としてAEGで働く人達の写真とか、戦争や壁に関係ない「歴史的博物館」。


他の部屋はリノベーションして、新しい世代が住み着いているというのに、この部屋だけ保存。保存好きなドイツ人。見習いたい。

パネル展示も本格的だし、誰の所有か、誰のアイディアか分からないけど、とても良い空間でした。


大満足で老女をボウリングへと解放。

「中庭も見て行ってね」と言われ、大きな木の生い茂る小さな中庭へ。


中庭には、後付けのリフトも。(写真右隅のガラス)

階段の踊り場に穴を開けて、4、5、6Fだけ乗り降り可能。

石造りってこういうことも出来るのね。

ベルリンで1番好きな博物館かもー。


こないだのブルックリン的駅舎の斜め前が煉瓦造りの工場の跡地っぽいエリアなので、行ってみる。


比較的新しい建物で、劇場やバー、クラブが立ち並ぶ「夜に賑わうエリア」でした。

中にDDR博物館が。

Museum in der Kulturbrauerei

おおー、ここにもあるんだー。

入場無料とのことで迷わず入館

ベルリン中が「忌まわしい記憶」として「いかにDDRが酷かったか」を植え付ける博物館が多い中、「普通のDDRの暮らし」を伝える博物館だった。


大丈夫かな。「DDR時代、そんな悪くないでしょ?」って感じ。ソ連のスパイに勧誘されたりしないかしら。。


賞賛してないか、これ。。


当時の住宅の計画や、6年かかってようやく入居出来て喜ぶ人のインタビューとか、これまで見たDDRとは違う世界観でした。

(でも「隙間風が酷い」「雨漏りがする」等、突貫工事だったことは分かった)

まぁ、全員が全員、西側に逃げたがった訳じゃ無いってことかな。


熊もね。

片目無いし。東側っぽいチープさで。


まだまだこのエリアに居たい気がして、ちょっと戻って、ランチはレバノン料理!


Zweistrom

どこで何を食べても€10以上はするのに、Mixteller肉入り€7.5だったー。安いーー。美味いーー。嬉しいーー❣️(ベジタリアンも同じ値段)


さぁ、目的は果たしたぞ。

後は、、そうか、近所の博物館にまだ行ってなかったな。最後に行っておくか。

と、古い中央駅を改装してミュージアムにしたというHamburger Bahnhofへ。


そっかー、あの近代建築の中央駅は、別の場所に建てられたんだねー。元はこっちにあったんだ!


受付や案内のおじさん達が、国鉄のユニフォームっぽい制服を着ている。もしや引退後に再就職な感じ?


で、肝心な展示物は。。


水槽に浮かんだバスケットボール🏀


黄色い電球とレモン🍋


蛍光灯の上の掃除機。。。


いや、マジ、もうホントに勘弁して欲しい。。これだから近代アートは。。。


しかも、私的1番の見所、駅舎の梁は、、


夜のダンスイベントの為に、真っ暗でブラックライト。。。

残念過ぎる。。


車庫も展示会場と言うので、広い広い元駅舎を全部歩く。



窓から見えた工事現場の方が私にとってはよっぽどアートでした。。


1950年代のアートも多かったんだけど、ホント理解不能なものばかりでした。

広すぎてグッタリだし。


帰宅、休憩、買い物、夕飯、荷造り。

最終日の決まり事。


最後の晩餐@ベルリンは、おいちかったアイリッシュブラックアンガスビーフのステーキ200g。€1.7。もう日本じゃ牛肉食えない。。材料代総額€4.5。ホワイトアスパラ、ブラウンマッシュルーム、ポテト添え。

店で売ってる1番高い牛肉で。。🐃


ベルリン滞在、終わってしまったー。寂しいよーー。