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経絡治療学会 山陰部会

いかに狭い場所にいるのか、自身の位置を知る。

2019.05.19 11:28

5月も終わりに近づき梅雨に入る手前。

山陰では少しずつ湿気が高まり、湿気による体の影響もでてくるこの時期。皆さまお元気にされていますか?


GWは旅行や遠出だった方も多かったかと思います。

いつもと違う場所に行くということ、またはその環境から離れるという事で得られる事が沢山あります。


それを意識できるだけで、今の行いや今いる位置がしっかりと見て取れるようになります。


これが日々仕事に追われる中で見失いがちな、仕事の目的や楽しさ、目標も確認できるはずです。



【小さく狭い世界にいる】

自分のいる場所、地域、環境から離れると今の場所がとても小さく、狭いものだと分かります。


例えば、わたし。

つきもり鍼灸整骨院の中で日々、8時間以上お仕事をしています。ずっと立ちっぱなしで鍼灸のこと、患者さんのこと、疾病のこと、いろんな事を考え、それを形にしていく事をしています。


それも勿論、素晴らしいこと。


でも、それって本当に、目標に向かって進んでいるの?

本来に、望むべき姿なの?

自分に出来ること、したいこと出来ているのかな?


そんな事を考えられます。

そう、自分の居場所を客観的に見てあげれるんです。


ちゃんと自身が向かいたい、そう決めた方へ進んで行っているのかを問いただすチャンスなんです。


それが、旅行だろうが、研修会だろうが、

ライブに行くでも、人に会いにいくにでも。


狭い世界にいる事がいけない訳じゃない。

それをちゃんと大きく広い目で見てあげる事で、今の場所が分かり迷わずに進めるはずです。



そして、ここからはわたしの課題であり、進む方向です。大きな声で自分の居場所を伝え、自分が出来ること、やりたいことを届けていくということです。


鍼灸師はほんとに素晴らしい技術に、知識に持ち備えているのに、伝え方を知らない。だからこそ、山陰部会での研修会では、学術を学ぶだけじゃなくて、こういうトピックスもあげて、方向性を探りながら受講生の皆さんと進んでいきます。


皆さんがもっと鍼灸の魅力を伝えれるように。


山陰部会

月森 慎也