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悲しくなんかない。

2019.05.19 17:00

悲しくなんかない。


でも、手放しで、喜ぶワケにもいかない。


ボクは、どんな顔で、そのコトバを聞いていたろう?


屈託のない笑顔で、心から祝福するべき場面だったのに。




もう、手に入れるモノより、失くしてしまうモノの方が多い年頃。


長らく心に秘めていた片恋は、何にも言わないまま、終わってしまった。


いや、最初から分かっていたこと。

途中で気づいてしまったこと。


何にもしない、何にも言わない、そうすることが、みんなのシアワセ。


ならば、ポンコツの老骨は、去りゆくのみ。


燃えカスは、もはや、くすぶりもしまい。




いつも。


いつでも。


ボクは。


好きになった人が、ボク以外の誰かとシアワセになることを、祈るばかり。


それが。


それこそが。


ボクに与えられた、ボクの人生の中での役割なんだろう。






だから。


お幸せにね。





それだけが、ボクの願い。