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激流アプローチ術

2016.02.14 11:17

※暇だから作った(爆)

































昨日なんですが、
磯に行ってみたいという方がいらっしゃいまして一緒に行ってきました。

色んな方の釣りを見て思ったんですが、
基本の部分って意外に人それぞれ解釈が違うんだなーと。

もちろん、
釣り方は色々でいいんですが基本の部分をわかってないとまず、

「釣ったった!」
という感覚にはならないんですよね。
結局、「釣れた」になってしまうからルアーフィッシングの根っこの部分を楽しめない。

では根本的になぜ大きなメバルは釣りにくいんでしょうか。

昔は漁港でも尺クラスが釣れてました。
でも激減してる。叩かれたというのが理由の大きな理由のひとつでしょう。
しかし、いる場所は存在します。

釣り人が攻めにくい場所。一概に釣りにくい場所といっても内容は様々です。
その場所へ行くのがしんどい場所だったり、釣りがしにくい場所だったり・・・
漁師もいるわけですから網を入れにくい場所もそういった場所に当てはまるでしょう。
大きなメバルが激減した今、生息域はそういった限られたエリアになってきているんです。

しかし、そんな場所にいっても釣る人と釣れない人の差はあります。

「釣れる場所に行ってるから釣れるんだ。」

正解です。

でもそれだけのあなたは釣れる場所に行っても釣れない。
断言します。

ですから、大きなメバルを狙って釣っている人たちには確実に釣り負けます。

だってそういうシチュエーションで釣りしてないんだから。
基本的なアプローチの仕方が分かってないと釣れないんです。


大きなメバルが釣れるポイントというのは通常の漁港と違ってアプローチが難しい。
これは紛れもない事実です。


ではなぜアプローチが難しいんでしょうか。

これは大きなメバルがいる場所に関係しています。
過去のブログでも書きましたが・・・

1 スリットや起伏に富んだ地形を有すること。

2 流れがありポケットのできる場所。

3 ディープエリアの近い場所

※シーズンによってこのファクターを求められる強弱はだいぶ変わってきます。

これは先程書いたようにアングラーが攻めにくく漁師も網を仕掛け辛い場所になると思います。


所謂、激流エリアですね。


ではこの激流エリアでどういうアプローチをして、どういう応用をしていかなければならないか。


ズバリ、流れを味方につけなければなりません。


通常、流れの緩い漁港では、
キャスト後にジグヘッドをフォールさせる際ラインの抵抗がかかっています。
テンションフォールだとなおさら抵抗がかかります。

川を想像してみてください。
激流エリアの場合も一緒です。
右から流れがくるとすると自分の正面より右に投げればラインの抵抗はかかりにくく沈む力が働き、逆に自分の正面より左に入ればラインの抵抗がかかりますから浮く力が働きます。

はい!

基本はこれだけです!

これを分かっていなければ思い通りのアプローチが出来ません。


つまり・・・
軽いリグを任意のレンジに入れたければ・・・
アップクロスに入れてスラックを巻き取りながらフォール。
自分の正面より少し左までが攻めることできるスポット。それ以上はリグが浮き上がり一定のレンジをキープできなくなります。

逆に遠投したい場合等、重いリグを入れたければ・・・
ダウンクロスにいれてレンジを合わせる。リグが入らなければウエイトを上げ、沈みすぎるなら軽くする。

その流れの強弱と狙いのポイント、立ち位置でウエイト調整を行い、流れに合わせた釣りを展開するってことですね。

あとはレンジを合わせるだけです。

とはいっても流れの強弱で重さを使い分けるのは数値化しにくいのでやってみるしかありません。この流れにはこの重さってなかなか言えませんから。←おそらく経験の差が出るのはここ。あとはリグをチェンジする判断力。そしてめんどくさがらないこと。(笑)

これを応用して色々なシチュエーションにはめて行くんですが、基本はこれ。

これさえちゃんと把握しておけば色んな応用ができます。


というわけで、
激流メバリングにおいてリグのセレクトというのは、個体数の少ない大きなメバルを釣るが故に、
魚の活性やレンジといった人間の想像にしか過ぎない薄っぺらい情報に合わせるのではなく、
まずは目や手で感じる具体的な状況と自分の攻めたいイメージを合わせていかなければならないのです。

なおかつ、刻一刻と変化する潮に応じてリグを選択し、可能性を潰していくことで1匹を釣る。

ですから、もし釣れなかった時に
「今日は活性低かったねー。」とかわけのわからんうっすーい感想出ません。←やってないヤツほどよく言う言葉。テスターでも普通にこういう言い訳するヤツいますけど「そうですねー!」って相槌打って心の中じゃ「馬鹿じゃねぇの?」って思ってます。

ちゃんとやらなきゃ釣れる釣れないの前に「釣りをしている気」にすらなれないんです。

何回も足繁く通ってようやくそのシーズンの状況や例年のデータを合わせることで、
初めて「魚のせい」にできる、男前な釣り。

過去ブログの「探し方」について書いた記事と合わせて読むことで更に大きなメバルに近づけるはずです。



最後に安全対策!

1.ライフジャケット
漁港でもそうなんですが磯であればゲームベストタイプがおすすめです。道具入れれると楽ですから。
2.スパイク
磯滑ります。怪我します。
3.グローブ
滑ってこけたら素手だと確実に手を切ります。

最低限これは守ってください。

業界では、危ない釣り場は紹介しないようにとなっています。
中途半端な考えでいくと怪我をしてしまうからです。

楽しい釣りも怪我をすると楽しくなくなりますし、まず家族が悲しみます。
僕なんか安全対策してても怪我します。
その度に、僕にベタ惚れの嫁は釣りをやめてくれと・・・←ウソw

どこで釣りしてもそうですが安全対策を万全にして釣りを楽しみましょう!
ご安全に!