イスラエス軍先鋒部隊に臨む日本人女性
2019.05.20 05:33
ユダヤ人の母を持ち、ユダヤ人としてイスラエス軍の対テロ部隊に所属する女性のお話。
テロ対策戦闘部隊に女性が配置されるのは初のことで、清水真優さんの強い使命感がどんな言葉よりも表れています。
日本では徴兵制を悪の権化として、「また戦争する気か」「国民だけが死んで司令官は死なない」「死ぬなら(徴兵制を奨励する政治家が)自分で死ね」などなど、否定的な見解が溢れています。
こうした意見は半分は正鵠を射ており、半分はただの言いがかりです。
私は、徴兵制は基本的に賛成です。
自衛隊員の佐官クラスの方や、退役軍人の方とお話をして、国防を担う方々の責任感と規律は今の乱れた風紀の日本人に必要なものと思います。
また、自分の国を守る、という行為をなぜ嫌悪するのかが最も理解できない点であり、それを煽るようなメディアには違和感を覚えます。
彼らに問いたいのは、有事の際に、準備不足が原因で祖国が蹂躙される結果になっても、「戦うよりは降伏する方がマシ」で済ませるのか?
日常生活で事故や事件に巻き込まれて被害に遭うことを「まさか自分がそんな目に遭うと思っていませんでした(だから準備していませんでした)」で納得できるのでしょうか。
戦争したい人がすればいい、自衛隊に入りたい人が入ればいい、国防は私には関係ないのだから。
もしも国を守るということが他人事のように思われている方がいるのでしたら、それは既に日本を弱体化させることで利権を得る組織の魔手が身近に伸びているということに気づいてください。
日本の防衛力が弱く、国民が愚かであれば助かるのは誰なのか。