今年は流行の年!りんご病(伝染性紅斑) - 永井小児科医院
2018.05.14 15:05
幼児や学童に多い病気で、 ほっぺがりんごの様に赤くなるのでりんご病と呼ばれます。
・症状
10~20 日の潜伏期間があり、子どもは発疹のみ。ほっぺが赤くなるほか、太も もや腕、ときに全身に赤い斑点やまだら模様(一週間程度で消失)が見られます。 大人がかかると関節痛や頭痛の症状が。特に妊婦の方は要注意。胎児の異常(胎 児水腫)を生ずる危険があります。
・家庭における対応
特別な治療はありません。 熱い風呂で長湯をしたり、日光に長く当たると赤みが長引くので注意。 頬が赤くなったときはすでにうつる期間が過ぎているので、保育園や学校に行っ ても構いません。
コラム筆者・永井小児科医院院長 永井 幸夫
当院には、有能で明るい看護師たちと事務スタッフがおり、お互いに向上心を持ちながらチーム医療を実践しています。看護師が症状を伺い(問診)、そして診療後はホームケア(自宅でのいろいろな対応)についてわかりやすく説明することになっております。このシステムは患者さんの御家族に大変好評です。 当院では、今後も 1.5次医療(外来での半日点滴で軽快する疾患までを診る)、感染症の診断と治療、小児喘息とアトピー性皮膚炎の治療 、小児保健(乳幼児健診、予防接種) の4本柱に力を入れて参ります。 ちょっとした心配事や悩みも遠慮なく御相談下さい。これからもお子さんの健やかな成長に少しでもお役に立てればと思っております。
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仙台市宮城野区宮城野1丁目25-10