Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

感染性胃腸炎 - 永井小児科医院

2018.11.15 05:53

「11月初旬から、ノロウィルスによる胃腸炎の流行が始まりました。 庭内や学校などの集団生活では大きな流行に至ることがあるので注意が必要です。



・症状

嘔吐や下利が主な症状のため、経口補水液 (OS-1 など)でこまめに水分・塩 を補給し、脱水症状にならないよう気をつけましょう。 おしっこが出ない、ぐっ 寝ているときは要注意。医療機関での受診をおすすめします。


・家庭における対応 

物や下痢便から感染が広がります。処理は必ずマスク・手袋を着用して行って ださい。 汚物は拭き取ったらビニール袋に入れ、密封してから処分。床や衣類 の消毒も必要です。処理後は石けんで十分に手洗いをしてください。


・消毒液のつくりかた 

ノロウィルスにはアルコールは効きません。塩素系消毒剤(ミルトン・ピューラック ス)や塩素系の家庭用漂白剤(ハイター・ブリーチ)を使用します。消毒液は、 水を入れたペットボトル (500ml) にキャップ2杯分(約 10cc) の塩素系家庭用 漂白剤(原液)を入れて完成。床や衣類の消毒には使えますが、手の消毒には 使えません。(子どもの誤飲に注意!)


コラム筆者・永井小児科医院院長 永井 幸夫

当院には、有能で明るい看護師たちと事務スタッフがおり、お互いに向上心を持ちながらチーム医療を実践しています。看護師が症状を伺い(問診)、そして診療後はホームケア(自宅でのいろいろな対応)についてわかりやすく説明することになっております。このシステムは患者さんの御家族に大変好評です。 当院では、今後も 1.5次医療(外来での半日点滴で軽快する疾患までを診る)、感染症の診断と治療、小児喘息とアトピー性皮膚炎の治療 、小児保健(乳幼児健診、予防接種) の4本柱に力を入れて参ります。 ちょっとした心配事や悩みも遠慮なく御相談下さい。これからもお子さんの健やかな成長に少しでもお役に立てればと思っております。

http://nagai-children-clinic.jp/

仙台市宮城野区宮城野1丁目25-10