Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

幸せのマリアローザ's Ownd

さじ加減

2016.03.14 11:03

今週の名古屋の日曜日と言えば、やはりナゴヤウィメンズマラソンで過去の仕事でも思い出深い世界最大の女子マラソンが今年も天候にも恵まれ盛大に開催されました。毎年、観戦や応援、ボランティアに参加したいとは思っているのですがなかなか実現しません。今年は私の若いころの夢、そう競輪の日本選手権GⅠの名古屋開催と重なりやはり私は名古屋競輪場へと足を運びました。正直ギャンブルでは無くてプロスポーツを観戦することを目的に楽しんでいます。競輪=ギャンブルが一般的であっても楽しみ方は人それぞれで、近年はいろいろな楽しみ方をするファンも増えたように見えます。結婚相手に望む条件であっても競輪場や競馬場に行くからと言ってすべてが×では無いし、カップルや夫婦で楽しんでいる姿も最近は増えたと思います。問題は節度やバランスだけで、節度のある遊び人は、むしろ遊びを知らなさすぎる人よりはまともな方の可能性が多いと思います。そして私もそうだった様に結婚してからはスタイルを変えられる人も多いですから。

特に女性が野球などのスポーツ観戦で楽しみの一つとされているのもスポーツ観戦グルメではないでしょうか。しかしだいたいの競技場フードは高くて提供とロスを重視した既製品の味。でも競輪場などではメインがお金を使う事の方が多いため、安くないと売れない。だからコストをかけられないので手をかける。そう手作りの味なんですね。これが最近のレシピ重視の廃れ行きそうな外食産業とは違い、さじ加減が生きている。今や家庭でもネットでレシピ検索なんていう感じで、いわゆる、おふくろの味、おふくろのさじ加減が絶滅して行きそうな感じもするのですが、私はさじ加減が生きている食べ物には、ほっとして安心するんですよね。何となく最近は人間関係においてもネット上のレシピみたいな物を重視傾向にある様で、ひどい人ならうまくコミュニケーション出来ない事をネットやSNSのせいにする人までいる。便利になって情報やコミュニケーションも早くなった世の中ではあるが、今風に関係をこなせる事は大切な訳で、文句を言う人ほど実はさじ加減も無い気がするのですがどうでしょう。やっぱりさじ加減は大切です。

昨日はたくさん来場していた名古屋競輪場。ゆっくり席に座ってランチとはいかなかったが名古屋で言うネギ間、豚バラとシャケのおにぎりと巻きずしをベンチで食べた。ほっとしますし、もちろんコンビニの味よりアジがある。人にもそれぞれ味があり、さじ加減は必要だと思う。