Vesak Day
この週末は、Vesak Dayがらみの3連休(実は息子の学校がもう一日休みで4連休になるのだと、直前に知ったという間抜けな母でありますが…)。
Vesak Dayって?
去年は息子の学校がこの期間ガッツリとホリデーになっていて、この祝日を知らずに過ぎてしまって…あとになって、どこかのクラスで子供たちが橙色の布を着た発表会をしていて、シンガポールにVesak Dayという祝日があることを知ったのでした。
Vesak Dayは、お釈迦様の誕生を祝う日。
多民族国家シンガポールでは、様々な宗教の行事が祝日になっていますが、中華系の正月Chinese New Year、インドのDeepaVali、イスラムのHari Raya Haji・Hari Raya Puasa、キリスト教のChristmasと同じように、仏教のお祝いがVesak Day。
大乗仏教が伝わった日本では灌仏会(花祭)にお釈迦様の祝いをしますが、お坊さんが橙色の法衣を着ているタイ・スリランカ・ミャンマーなどの国では、この日をお祝いするのだそうです。
今年は5月19日がVesak Dayでしたが、前日の夜に寺院にお詣りする習慣があると聞き、18日の夜に出掛けてみました。
調べてみると、シンガポールの中華系寺院でもお祝いをしているようですが、いつもバスで通る時に気になっていた、ブキメラにあるタイ寺院・Wat Ananda Metyarama Thai Buddhist Templeへ。
この煌びやかな装飾が気になっていたんです。
階段を上がると、小さな涅槃仏。
夕方5時~7時のChantingは敷居が高かったので、7時からのCandle Light Processionに行きました。
10ドルで蓮の花の形のキャンドルを購入したら、蘭のお花を家族人数分貰えました。地元の人々は着火するものを持参していたけれど、私たちは持っていなかったので、ここで火を点けてもらいもらいました。途中で、風で火が消えてしまったのだけど、周りにいた人が火を点け直してくれて、いかにも外国人な我が家にも優しい、シンガポールのみなさん。。
7時少し前に着いたので、そんなに並んでないねぇ…なんて言いながら並んだら、本殿に入る門のなかに既にたくさんの人が入っていた。
キャンドルを持って、寺院内を3周。
この寺院に初めて入りましたが、お堂は小さいけれど、壁画が見事でした。また改めて、行ってみたい。
ここでお詣りする人々が赤いアンパオ袋にお賽銭のようなものを入れて供えていることに気付き
しまった、、調べて来なかった、、、
来年はアンパオ袋を持って行こう。
お堂の中でたくさんのお坊さんたちがお経や仏教賛歌を唱えていて、ふと気づいたら隣にいる夫が一緒に歌っていて、びっくり。夫は京都の仏教系の中高に通っていたので、歌えるらしい。こういうのって、何十年経っても忘れないものなんですね。
周りの人々の見よう見まねで、お線香も。
キャンドルは入口の台に並べました。蓮の花のキャンドルがたくさん並ぶと可愛らしい。
お坊さんたちがスマホで写真を撮りまくり、SNSにあげたり、LINEで送っているのが見えてしまった。
そうそう、最初は、写真を撮っていいのかな?と思っていたけれど、みなさん普通に撮りまくっていて、というかセルフィースティックでキャンドル持ってる姿とかお詣りしている様子を撮りまくっていたので、実のところはどうかわからないけど、いいみたいです。。
そして、読経終了後用に、お坊さんたちにロイヤルタイミルクティーを用意しているのが、日本人からすると驚きと言うか、、そうか、ロイミティーか、、みたいな。
蘭はここへ。
Vesak Dayにお詣りをすると、たくさんの徳を積めるのだそうです。
この日は、日中にタイ大使館で開催されていたタイフェスティバルにも行ったので、1日中タイ気分。
ムエタイのショーがあったり
タイ舞踊が見られたり
暑い会場で、冷たいマンゴースムージーがとっても美味しくて
グリーンカレーとグリルチキンを挟んだ竹炭バーガー、これも美味しかった。10ドルはお得感あり。
息子用にチキンナゲットを買ったけれど、暑さのあまり食欲がわかなかったようで、つるんと食べやすいゼリーばかり食べていた。タイのお菓子は色がきれい。
私が食べたパッタイも美味しかったけど、暑いなかチリの効いたものを食べると身体が燃えるように熱い。。
涼しい館内に入って、20分15ドルの肩首腰マッサージを受けたら、もうこのまま昼寝したい~…という気分になってしまったので、帰って昼寝(そして夜の寺院詣りに戻る)。