下道基行アーティストトーク
5月28日(火)、29日(水)に下道基行さんのトーク&イベントをト・オン・カフェ/ギャラリーにて開催します。
■5月28日(火)ー下道基行アーティストトーク
アーティストの下道基行さんをお招きし、アーティストトークを開催します。
フィールドワークをベースに、生活のなかに埋没して忘却されかけている物語や日常的な物事を、写真やイベント、インタビューなどの手法によって編集することで視覚化する下道基行さん。
日本国内の戦争の遺構の現状を調査する「戦争のかたち」、祖父の遺した絵画と記憶を追う「日曜画家」、日本の国境の外側に残された日本の植民/侵略の遺構をさがす「torii」、言葉の地図を頼りに視覚を交換するワークショップ「見えない風景」など、様々な形で発表を続けています。
下道さんのこれまでの作品や、最新のプロジェクトについてまで、幅広くお話しいただこうと思います。
一人のアーティストの視点を通して、また別の風景が見えてくるはずです。
ぜひご来場ください。
【下道基行アーティストトーク】
日時:2019年5月28日(火)
OPEN 19:00 START19:30(〜21時終了予定)
料金:1000円(+1ドリンクオーダーしてください)
定員:35名(事前申込要)
参加申込:メールもしくはメッセンジャーにて、参加希望申込をお願いします。
(イベントの日程、名前、電話番号、人数をお知らせください)
メール: oyamasaeko@gmail.com
場所:TO OV cafe(札幌市中央区南9条西3丁目2-1マジソンハイツ1階)
アクセス:地下鉄南北線「中島公園駅」より徒歩1.5分
■5月29日(水)ー下道基行『14歳と世界と境』ブック・リリース・イベント
『14歳と世界と境』は、大人と子供の狭間のような14歳の世界観を通して、
もう一度自分たちの世界とそれを”隔てるもの”を見つめるプロジェクトです。
「身の回りの境界線を探す」という特別授業をきっかけに、14歳、中学二年生の子ども達は、
自分の生活の周りにある様々な境界線を発見します。
そして彼らそれぞれの境界線の物語は、地元の新聞の協力を得て「14歳と世界と境」という小さな連載になり、
新聞を舞台に発表されます。
14歳はまだ世界も広くなく、大人と子どもの間を揺れる年代。
そんな彼らが持っている「境界線」とは一体どのようなものなのでしょうか。また、大人の世界の様々なニュースの中に、紛れ混んだ子どもたちの文章を読むとき、大人になった私たちは、どのような思いを抱くのでしょうか。
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このプロジェクトで集めた14歳の中学生の文章をまとめた本が、先日リリースされました。
部数300。日本語、英語、韓国語、中国語の四ヶ国語で出版されたこの本は、
所有されずに世界を旅する本です。
読んだ人は次の誰かに渡すルール。
今回、ここ札幌で、『14歳と世界と境』のブック・リリース・イベントを行います。
この本の旅立ちの準備と朗読などを、参加型パフォーマンスとして行う予定です。
ぜひご参加ください。
【下道基行『14歳と世界と境』ブック・リリース・イベント】
日時:2019年5月29日(水)
19:30スタート(〜21時ごろには終了予定)
場所:TO OV cafe(札幌市中央区南9条西3丁目2-1マジソンハイツ1階)
アクセス:地下鉄南北線「中島公園駅」より徒歩1.5分
入場無料・予約制
定員:15名(事前申込要)
参加申込:メールもしくはメッセンジャーにて、参加希望申込をお願いします。
(イベントの日程、名前、電話番号、人数をお知らせください)
メール: oyamasaeko@gmail.com
下道基行(したみち・もとゆき)
1978年、岡山生まれ。2001年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。写真や文章を表現手段に、モノ/コトの残り方/消え方や、目の前に広がる風景の在り方に興味を持ち、旅やフィールドワークをベースに、数多くの展示や出版等で表現を続けている。愛知県名古屋市在住。
■企画:とんつーレコード