2019年度第1回WSを開催しました!
ご覧いただき、ありがとうございます。
しばらくぶりの更新となりますが、
こんぶの会、3年目を迎えますます元気に
日本語業界の荒波にゆられ漂っております(笑)
メンバー全員、若手とは名乗れない年齢や
本業や家庭も何かとバタバタしておりますが
力みすぎず手抜きしすぎず今年度もがんばります!
どうぞごひいきにお願いいたします☆
さて、タイトルどおり、今年度第1回のワークショップを
先週の土曜日に開催いたしました!
今年度は通年のテーマとして、
「多様な学習者への対応について考えよう」
をひとつの柱に考え企画してまいります。
今回は第1回「教室編」ということで
教室で起きうるさまざまな学習者さんとのできごとを
「ケースメソッド」という企業研修などでも使われる
学習方法を使って考えてみました。
今年度から東京市ヶ谷にあります
早稲田EDU日本語学校さまに会場を通年で
貸していただくこととなり、根なしこんぶの私たちも
漂わず毎回同じ会場を使わせていただくことが
出来るようになりました。
本当にありがとうございます!
広い会場に、過去最高のご参加者数をお迎えして
3時間半(交流会を含めると4時間半!笑)
濃密で楽しい時間を過ごさせていただきました。
ご参加の先生の中には
このWSのためだけにわざわざ飛行機で
東京までおいでくださった先生もいらっしゃいました。
(しかももみじまんじゅうのおみやげまで!!
ありがとうございます♡)
そこまでしていただくほどの価値ある時間となったか
いささか不安ではありましたが
「たくさんの先生方と話せてよかった。来てよかった」
と言っていただけたので、ほっとしました。
今回用意したケースは
1)話がとまらないAさん
2)授業中に話さないBさん
3)授業に参加しないCさん
4)学校のルール(携帯電話の教室使用)
の4つでした。
上記4つのテーマを事前にお選びいただき
グループに分かれてディスカッション後
全体に共有していただきました。
さらに全体共有後、対応のヒントとして
「傾聴」に関する簡単なお話と
実際に身をもって体験していただく時間を
お過ごしいただきました。
ご参加いただいた先生方の中には
日頃は学習者さんの話を「聞いている」「つもり」
でも「聴いて」いたのではなかったかも・・・と
気づきがあった先生もいらっしゃったようです。
最後に進行者からのおまけで
「理解してから理解される(まず理解に徹し、そして理解される)」
(スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』より)
という言葉が提示されると
「はぁ」と深くうなずいてお聞きくださる方も
いらっしゃり、ご参加いただいた先生の心に何かを
もたらすお手伝いができた気がしてうれしくなりました。
おまけ提示の進行者(≠ブログ執筆者)、
今回は直前まで研究会のポスター発表や
研究大会の査読原稿提出に追われる中での準備で
てんやわんやだったため、本人いわく
「準備不足。反省いっぱい」でしたが、
裏方で見ているだけのお調子者の進行者(=ブログ執筆者)
からすると、納得の時間がご提供できたのでは?と
思ってしまっております(笑)。
とは申しましても、いただいたアンケートの中には
ファシリテート、進行や運営に関する
有難いご指摘をいただいたのもまた事実です。
たくさんのお褒めのお言葉、高評価ももちろん
私たちの力になりますが、こうしたご指摘、
反省材料は非常に今後の私たちの成長に
繋がるありがたいものです。
今回の反省をメンバーでしっかりと振り返り
次回もっともっとよい時間を参加者の皆さまと
すごしていけるよう知恵をしぼり力を尽くします。
ご参加くださいました先生方、
会場をご提供くださった日本語学校の皆様
広告の拡散にご協力いただきました皆様
改めまして再度ここでお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました!
次回のWSは8月を予定しております。
テーマは
「多様な学習者への対応を考えよう②」
~生活編~
です。
教室や学校外で起こるさまざまな事案を検証し、
よりよい対応策について考えてみたいと思います。
また日時など詳細が決まりましたら、
Twitterなどでお知らせしたいと思います。
またWS以外の活動として
6月には小出記念日本語研究会において
ポスター発表をさせていただきます。
こちらも併せてお気にかけていただけたら
嬉しいです^^
日本語教師こんぶの会
これからもよろしくお願いいたします♪