インターネットをアップデートする技術「ブロックチェーン」で、私たちの生活はどう変わるのか?
2019年5月21日、東京都渋谷区の株式会社クラウドワークス内のスペースをお借りして、「ブロックチェーン」をテーマとしたワークショップイベントを開催。
「ブロックチェーン」とは、分散型台帳技術または、分散型ネットワークとも呼ばれており、インターネット上に付加価値を生む最新技術の一つとして、特に金融業界を中心に注目されています。
あすよみでは、技術理解を目的とした読書会形式のワークショップの開催回数は少ないですが、未来を創造するために必要な知識であり、重要なテーマの一つと考えています。
ワークショップのファシリテーションは、富士通デザインのデザイナーでもあり、あすよみ発起人でもあるマサが行いました。
また、今回の企画は、株式会社クラウドワークス様、株式会社電縁様の多大なご協力をいただき実現しました。ありがとうございます!
そして、なんと推薦図書の一つである「未来IT図解 これからのブロックチェーンビジネス」(上の写真に写っている赤い本)の著者であり、株式会社Gincoの代表の森川夢佑斗氏も飛び入り参加。短い時間ですが、参加者からの質問にお答えいただきました。
イベントの後半では、実際に「ブロックチェーン」を活用したビジネスを展開している株式会社電縁 イノベーションオフィス室長の吉田健一氏より、他社事例も含めながら具体的な事例を紹介していただきました。
本で学んだばかりの技術が実際にどのように活用されているかといった専門家のお話が参加者の好奇心をさらに刺激します。プレゼンの様子を真剣に聞いている姿が印象的でした。
最後のQ&Aでは、株式会社Ginco広報担当の藤本氏も加わり、参加者の質問に対して丁寧にお答えいただきました。
「ブロックチェーン」は技術革新が現在も続いている最新技術です。メディアや書籍を通じて日本人が日本語で触れることができる情報はとても限られています。
英語で書かれた最新の技術情報を正確に理解し、サービスを企画したり開発できる人材の採用や育成が大きな課題であるというお話しがとても印象的でした。
参加された方の感想(一部)
- 具体的なイメージが少しわいてきた。ブロックチェーンを使ったサービスにふれてみたい。
- ブロックチェーンは結構身近なものだと学べた。トークンエコノミーはおもしろいもので動的にできるというのがわかったので、新事業作りたいなと思った。
- トークンエコノミーについても興味がわいたので、事例などを調べたいと思います。
- 著者や事業者に対して直接質問できる機会があったのがよかった。
- ブロックチェーンは「記録の技術」であること。なんだか、人類がコミュニケーションのツールとして「文字」を獲得したのと同じような社会的革命を感じる。ブロックチェーンだけでなく、人類の歴史についてもさらに勉強になった。
- 専門家(著者)の生の声を聞けたのでより理解が深まった。
- ブロックチェーンの可能性について、「人間をより人間らしく生かす」ための価値創造のしくみとなると面白い!
- 本を読まずして、内容が少し分かってくる点や、もっと本を読みたくなる点が素晴らしいと思いました。
- 学習意欲がさらに向上しました。
- ブロックチェーンの詳しいところはまだもやっとしていますが、どういう社会になるのか、とか新しい価値が生まれるというところは久しぶりに少しわくわくしました。
- 一つの本をみんなの質問などを入れながら読むことで様々な視点で読めてよかった。
- ブロックチェーンの活用に向けて業務に本日の経験を活かしていきたい。
- 読書を多勢で行うってことに驚きました。楽しさ、いろんな視点、記憶などいろんなメリットを感じました。
- ブロックチェーンという技術に親近感をもちました。ひとりでも技術書を読み進められそうです!!
- アウトプットを意識した読み方をすることで読書による学びが深まることを感じられた。
- 他の方の意見を聞くことで学びの幅が広がることを感じられた。
- 全く知識の無かったブロックチェーンについて少し理解が深まったのが良かったです。
フォトレポート
当日の様子を写真でお伝えします。