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サロンマーケター岩田のキャリア&マーケBlog

【技術者あるある】練習のあり方と発信の大事さ

2019.05.27 04:12



何かを頑張りたいと思っていても、何を頑張ればいいかわからない人がいます。



やり方、やるべき事がわからないので、いくら『もっと頑張りなさい』と言ってもやれない、ピンと来ない。



特に美容師で言えば

〝スタイリストになって練習しなくなる〟というのはこんな状態なのかもしれません。



どこのサロンでもありますよね、

ある程度お客様をこなせるようになったら練習をしなくなるスタイリストさん。



会社・店のの文化にもよると思いますが、

アシスタントのうちは教育のカリキュラムがしっかり統制されているので、毎日やる事がある。



でもスタイリストになってからの方がホントはやる事が多いのに、急に自由になるので何をやっていいかわからない...といった人が多いのではないでしょうか。




スタイリストになると売上の目標がハッキリするので『売上をあげるための技術力アップ』として練習が必要とされますよね。



でもその『売上をあげらための技術力』がなんとも具体的でない事がほとんどの為、本人は何をやったら良いのか?わからない...ってなっちゃう。



『売上をあげろー!』
『再来率をあげろー!』
『指名を増やせー!』

⬇︎

『もっと練習しろー!』



こんな事をループしているようでは、いつまで経っても良い美容師さんは生まれない。



そして結局は、



なんとなく事務仕事をダラダラとしていたり、

やたらと時間をかけてパソコンを触っていたり、

後輩のレッスンに付き合うのが忙しい名目で、

自分の練習する時間が確保できていないことに言い訳をしていませんでしょうか??





美容師はもちろん常に技術向上をしていかないといけない職であると思いますが、

ただ技術が上手いだけの職人さんが生きていける時代ではない事は、みなが知っている事実です。



技術があまり上手ではなくても、接客や人間性で沢山のお客様がつくケースもたくさんあります。

(むしろ化物クラスに売上もってる人はこのパターンが多いのでは...?)



ですが〝技術が上手い〟の定義が美容師の中で曖昧になると、アシスタント期のようにやる事が明確にならず、結局やりきれないスタイリストが増えてしまう。




なので、

練習する内容を明確化して、一定の基準値まで達するような行動目標を指示していく事が必要になります。




僕はそれが発信だと思います。



技術を数値化することはできませんが、発信は唯一、売上につながる明確な数字を追う事ができます。



そして、

発信というのはインプット(練習も含め)していないと出来ないものです。



もっと言うと、

発信してない(出来ない)美容師さんは成長していないのと同じです。




(もしかしたらこんなコト言うと、ブログや動画やインスタやってない美容師さんを全員敵に回しかねませんが...笑)





発信というのはweb上だけでなく、対面で人にモノを伝えることも発信です。



後輩の練習をただ見てあげる事が発信ではありません。



常に新しい技術やノウハウ、システム、経験を人に伝え続けているのが発信です。



常に成長、進化し続ける上司、先輩であれるように、発信し続けていきましょう!