ピアノを始める前に

ピアノを弾ける人を見ると「どうしてあんなに指が速く動くのだろう」「右と左が違う動きをしていてすごい」「かっこいいなぁ」「英雄ポロネーズ弾けたらいいなぁ」など思ったりします。

私がピアノを始めたのは小学校4年生、10歳の時です。

母に言われて近所のピアノ教室に通い始めました。

最初はなんかピアノなんて女の子のやるもの、恥ずかしいな、という気持ちがありましたがそれでもどこかに弾けたらかっこいいな、という気持ちもありました。

ピアノを専門でやっていくには遅く始めた方だと思っていましたが、今考えるといい時期に始めたといえるかもしれません。

ピアノに限らず習い事を始める動機は人それぞれです。

新しいことを始めることは新鮮で面白い体験でもありますが、結構大変なことでもあります。ちょっとしたことをこなすだけでも脳も体もヒイヒイです。

ある程度のレベルになるのにも時間が掛かったりします。これに負けて三日坊主で止めてしまう方も多いでしょう。

なのでピアノを始める前には、「ピアノが弾けるようになるとかっこいい！」「あの曲が弾きたい」「合唱の伴奏をやりたい」「脳トレによい」などなどモチベーションを何重にもしてピアノが弾きたい気持ちをうんと膨らましましょう。

私はピアノ以外にも複数のことを割と長く続けていますが始める前にはいつもやりたい気持ちを大きく育ててから始めるようにしています。そしてそれをずっとずっと唱えていくのです。こうすると壁にぶつかってつらい時も耐えていくことができます。それが過ぎてふとある日成長した自分を感じることができるのです。