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ファンクショナルトレーニングラボ クエスト

「ももクロ 春の一大事」に思う

2019.05.23 00:45

「ももクロ 春の一大事」が地方の活性化のイベントとして生まれ変わって3年。

こうして数字的にも明確な経済効果を出している事に大きな意義がある。


このために誘致した市側がももクロ側に払うギャラはゼロ。

会場設営の経費は全てももクロ側が持つ。

地元がももクロとコラボして作ったお土産や食品などの売り上げは地元へ。


しかし会場使用料はタダで、興行収入はももクロ側に。


このシンプルな考え方で、お互いにリスクヘッジをし、利益を出す方法について、3年続ける事でももクロ側がノウハウを積み上げている。


だけらこそ毎年多くの市町村が誘致している。


その上で毎年参加して思うのは、如何に受け入れ地域の方が好意的にこのイベントを受け止め、成功させようとしているのか?


タクシーに乗っても、食事に行っても、観光地に行っても

「ももクロですかぁ?楽しんできてくださいね!」

「こんなにこの町が賑やかになるなんて思わなかった!」

「ももクロちゃん達もかわいい子ばっかり!」

と声をかけられる。


それは事前に何度もメンバーが地元のテレビに出演したり、ショッピングモールや商店街で無料イベントを開催したりしているから。


そして開催地のメディアもポジティブな報道を繰り返して、事前に盛り上げてくれているから。


だから我々ファンも「ももクロのために少しでもこの地域の人に良い印象を残そう!」とゴミを持ち帰ったり、飲食や観光でお金を落とそうとする。


今まで開催した埼玉県富士見市、滋賀県東近江市、富山県黒部市はもしももクロでなければ行く事の無かった場所。


そこに全国からファンが集まり、そしてももクロが行った場所や食べた物がファンの聖地や記念の物になり、その後も観光に訪れたりしている。


全ては5年前、国立競技場のライブの最後にリーダーが語った「私たちは笑顔の天下を取りたい」という言葉。


そこからスタートしてももクロが運営も含めて常に「笑顔の天下って何だろう?笑顔の天下を取るためになにをすれば良いのだろう?」と模索し、ビジネスとして形にしてきたから。


知らない人は「アイドルなんて」と思うかも知れないけれど、ももクロは真剣に「どうすればアイドルが社会に貢献できるのか?」を追求している運動体なのだ。


だから多くのファンは「ももクロが好き」なだけでなく「ももクロを誇りに思う」と言うのだろう。


僕も心からももクロを誇りに思います。