とあるノベルゲーム好きな天道虫

死印 プレイ日記③

2019.05.23 12:00

前回までのあらすじ

いずれ死に至る痣(シルシ)を受けてしまった主人公は、その呪いを解くために『花彦くん』という怪異を調査することに……。


 

 

真下 悟

 前回遭遇したこの男は名前を真下悟といい、殺人鬼ではなく本当に元刑事らしい。花彦くんに纏わる事件を捜査していたところクビになったとか。

 

 う〜む。

 イマイチ信用できない。

 でもまあ強キャラっぽい雰囲気出てるし役には立つでしょう。

 

 ただパートナーはつかさ君のままで。

 だってこの人、私より強そうだから囮にならなそうだし。

 

 



 

 

激戦

 というわけで一行は廃小学校を再調査することに。

 真下からの情報によると、花彦くんは単なる妖怪ではなく生きていた人間だったそう。過去のトラウマが原因でああなったとか。

 

 結構壮絶な過去だったので同情しかけてたところ、突然廊下に花彦くんが!

 ぎえええええええ!!!

 元は普通の少年だったとはいえ怖いもんは怖い! あっちいってくれ!

 私は無我夢中で花彦くんに掴まれた腕を振りほどくと……

 ぐげええええええええ!

 めでたく初ゲームオーバーとなりました。

 

 こんなんどうすりゃええんや……。

 そこで私は振りほどくのをやめて様子見に走り、ある程度落ち着いたところで威嚇行動に走りました。

 所詮はクソガキ。大人の恐ろしさ見せてやる。

 

主人公「キエエエエエエエエエエエエエエ! あっちへ行けえええええええええええええええ!」

 

 ……

 ………

 …………

 はい、再びゲームオーバーです。

 まあ怪異とはいえ子供に威嚇したり乱暴しちゃいけないということですね。

 クソォ……。

 

 


 

 

死闘

 なんとか先ほどの難所を切り抜け、花彦くんに関する情報が集まりました。いよいよ花彦くんとの直接対決です。

 

 各章の最後には今まで集めた情報と道具を用いて、怪異を破壊するというゲームが始まります。

 このように徐々に迫り来る怪異に対して有効な手段を次々と繰り出さなければなりません。

 

 というか徐々に迫ってくる怪異がマジで怖い。シルエットは人間だけど、造形がこの世のもんじゃない。

 いやホント怖い。

 画面の前から逃げ出したい。

 それ以上近づくなって! マジで!

 嫌だあああああああああ!!!! 死ぬうううううう!!!!!! (錯乱)

※あまりに怖かったので花彦くんにはモザイク処理がされてます。

 

 とまあ、あまりの恐怖に狂乱していたらアイテム選択をミスりました。具体的に言うと使用順序を間違えました。

 そうなればこうなるのは必然で……

 デスヨネー。

 

 


 

 

結末

 なんやかんやで死闘を制し花彦くんを木っ端微塵にしてやりました。

 大人を舐めるなよ……!

 

 つかさ君と萌ちゃん、ついでに真下のシルシ(痣)もなくなり一件落着……


 ……と思ったら主人公の痣だけ消えてねえ!

 どうやら主人公にシルシをつけた怪異は花彦くんではない別件だった模様。私の頑張りはなんだったんだ。

 

 まあ三人が助かったんだから、ひとまず良しとしよう。

 拠点の九条館に帰ろうとすると、つかさ君が廃小学校に忘れ物したとのこと。少し心配になったが花彦くんはもういない。とりあえずひとりで行かせて残りのメンバーは待機することに。

 

 ところがいつまで経っても帰ってこない。

 流石に不安になった主人公が廃小学校の中を確認しに行くと……

 そこには無残な姿になったつかさ君が……。

 

 メリイによれば主人公の怪異の倒し方が不十分で、最後の力を振り絞ってつかさ君を殺したそうで。

 

 すまねえ、つかさ君……。

 何回もゲームオーバーになるわ、パートナーを死なせるわ、で相当なポンコツっぷりを晒してしまった私。


 果たしてちゃんとクリアできるのか。

1章ゲームオーバー回数:5

総ゲームオーバー:5回


(続く)