ばんの尿漏れと、その周辺。
こんにちは!
necco舎の はなこ です。
今年の冬はどうなってるのでしょうか?
暖かいのはいいけれど、
ちょっと調子が狂ってしまいます(笑)
面倒くさがりの私は、手袋はほとんどしません。
それでも毎年今の時期くらいは
「手袋してくればよかったなぁ~」と思ったりするものなのですが
今年はそれが皆無。
今夜くらいから寒くなるようですが
ホントかなぁー。
やっぱり冬は冬らしく、シャキッと冷たい空気が必要ですよね。
さて、突然ですがウチのばんくん。
ちょうど1年前の今ごろから数か月、尿漏れがありました。
(現在はなくなっています)
その時がはじめてじゃなく、
実は3度目の尿漏れです。
①最初の尿漏れは我が家に来た直後(8年前)。
ばんは成犬になってから我が家に来た保護犬です。
なので本当の年令はわからず。
現在、もうすぐ推定10歳…というところですが、
ホントはもう少し上だろうと感じています。
起きているときは漏れないのですが
うとうとお昼寝をしているときや、朝方に
ポタポタと垂れるように漏れちゃうのです。
彼を千葉県内の動物愛護センターに迎えに行ったのは
2012年2月29日で
その翌々日に都内の病院で去勢手術を受けました。
最初は、
大人になってからの去勢手術だし
急に精巣がなくなっちゃったので
ホルモンのバランスが崩れたのかな?とか
急な環境の変化で精神的に不安定なのかも?とか
ぼんやり頭をよぎったものの、
あまり深くは考えず。
漏れる量がほんの少量だったこともあり
こまめにトイレに連れて行ったり
寝床にトイレシーツを敷いたりすることで
なんとなく済んでいたし
多分、1か月?あるいはもっと短い期間?で
いつのまにか尿漏れはすっかりなくなってしまったので
そんなことがあったことはすっかり忘れていました。
その後尿漏れを意識するような状況が全くなかったこともあり
もう忘却の彼方だったのですけれども。
そしたら
最初の尿漏れからだいぶ月日の経った2017年の9月頃
(最初の尿漏れから約5年半後)
②また少量ポタポタ垂れる感じの尿漏れが始まりました。
トイレが近くなるとか、尿が濁るとか
そういう変化は何もなし。
そのときは
「ほんとは考えているよりもっと年上かもしれないし
加齢による筋力のゆるみとか、そういうものなのかも?」
と考えて
マナーベルトを使ってみたり、
寝床にトイレシーツを敷いたりして
尿漏れとうまく付き合っていく、なんとはなしの覚悟を決めました。
加齢が原因ならば、ある程度は仕方ないものね。
で、2度目の尿漏れが始まって2か月くらい経ったある日の深夜のこと、
ばんが「トイレに行きたい」と言うのです。
しょーがないな、とお散歩に連れて行くも
(彼は頑なに排泄は外派です><)
帰宅すると落ち着きなく廊下を走りまわったりして、
またまた「外に連れてって」とアピール
で、また散歩に連れて行く…というのを
夫と交代で2~3度繰り返し。
そのうち明らかに目が血走ってきて
アピールがだんだん尋常じゃなくなってきたので
「これは朝まで我慢させるのは可哀そう過ぎる」と感じて
(私たちも寝られないし^^;)
夜間救急を受診することにしました。
エコーの結果、やっぱり~という感じで膀胱炎。
しかも驚いたのは、先生がおっしゃった
「膀胱炎は間違いないけど、膀胱の状態から見ると昨日今日の炎症じゃなさそう」
という言葉。
膀胱壁が厚く肥厚していて、
かなり長い間、軽い炎症状態が継続していたのではないか、と言うのです。
それで、
「5年前の尿漏れも、ここ数か月の間に再発・続いている尿漏れも
もしかしたら膀胱炎の症状だったのかも」と思い当たって
単なる老化としか考えなかった自分を責めたのでした。
翌日掛かりつけを受診して昨夜からの経緯を説明。
抗生剤を処方していただき、
たくさんお水を飲んでたくさんオシッコを出す…というセオリー通りの治療で
ばんの膀胱炎はよくなりました。
…と同時に、
数か月続いたばんの尿漏れもすっかりなくなったのです。
あー、よかった!
だって
ばんが気にしてペロペロ舐めるので
オチンチンの周りが赤くなったりしてたし
量が多くない、ポタっと垂れる系の尿漏れは
いつどこにオシッコのしずくが落ちるか予測がつかないので(笑)
なかなか厄介なのですよ。
③ところが昨年2月に尿漏れ再再発。
(膀胱炎の治癒から1年ちょっと)
当然最初は「また膀胱炎では?」ということが心配だったし
もしかしたら腎機能も落ちてる?ということが気になって
病院へ行きました。
そしたら、
尿検査の結果は「膀胱炎ではない」とのこと。
次の懸念だった腎臓についても
血液検査の数値的には「まったく問題ない」という結果に。
では尿漏れはなんでだろ?
ばんの膀胱壁は肥厚していて柔軟性がなくなっているはずなので
膀胱が充分には膨らまないことで
溜められる容量が少なくなっているのかもしれません。
身体を触ってみると、下半身は冷えています。
プラス腎臓周りに明らかな反応がある。
症状や血液検査の結果には出てこないものの
腎機能もそれなりに弱くなってきているのだと思いました。
きっと原因は複合的なもので、一つではないんです。
特段の症状もなく、血検の結果も問題がなければ
病院でしていただくことは何もありません。
あとは家でどうケアしていくか?ということ。
…ということで
あまりに長くなったので続きは次回に!
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