Satoshi motosawa DECOHAIR

Sense Of Quiet。

2016.03.15 03:00

大学在学中にヘアカタやスチール、沢山モデルになってくれた、いくちゃんの卒業式のお支度をさせてもらいました。




着物も、髪飾りも。本人が用意したものです。

考えてみたら、撮影の時はボクがいつもイメージを決めて、全て用意していたものですから。

(当たり前なんですけど)

なにか新鮮でした。





生花の飾りはいつもDECOHAIRがお世話になってる浦和のPlainさんで。着物のイメージにぴったりです。






いやあ。感慨深い。なんと言ったらわからないけど。うん。

こういう節目にお手伝い出来るのが美容師の仕事。

お母さんも来て頂いてうれしかったです。



着付けの仕上がりを待つ間、

キケ・シネシとカルロス・アギーレのボクの大好きな曲が流れてきて、ふっと一瞬、思いにふけりました。



上手く言えないけど、おめでとうとか、ありがとうとか。日本には沢山素晴らしい言葉はある。でもなにか、こう、こういう時って、言葉にするとちっぽけになってしまう感じ。









とにかくこうやって、沢山お世話になっている、このコの大切な時間に携わる事が出来てよかった。









ボクの愛してやまないアルゼンチンのミュージシャンのキケ・シネシが「Sense Of Quiet」の日本での公演後、

母国のライブで、日本での感動の思い出をこう語っています。




“日本人は言葉を用いなくても、心で感じて通ずることが出来る。”と。