【GREENROOM FESインタビュー】海を好きになってもらうためのフェス。
海の環境保護を訴え2005年にスタートしたGREENROOM FES。マーケットエリアを入場無料にするなど、フェスに参加する音楽ファンだけではなく、赤レンガ倉庫に遊びに来た人も受け入れ、今では横浜の春フェスとして人気を獲得している。GREENROOM FES代表の釜萢直樹さんに開催直前インタビュー。
–––– 今年で15回目の開催となります。変わらない部分、そして変化した部分を教えてください。
変わらない部分は、海やサーフィンをルーツにしているカルチャーフェスティバルというところ。変化した部分は、フェスの規模です。初回は1500人のフェスだったので、一番変化したところだと思います。
–––– グリーンルーム(もしくは釜萢さん)にとって、海とはどんな存在ですか。
特別なものというより、いつもそばにあるものです。シンプルに海が好きで、海の前に住んでいて、よくサーフィンします。海外にサーフトリップもしょっちゅう行きます(笑)。海のすぐそばでFESTIVALを毎年開催して、普段は、GREENROOM GALLERYで海やサーフィンの絵や写真を販売しています。私の人生や仕事には、いつも海があります。
–––– 今年ならではの特徴を教えてください。
今年は15回目の開催ということもあり、今まで以上に最高のライブを届けるために、メインステージであるGOODWAVEとセカンドステージであるBLUESKYの、ステージ、音響、照明、デコレーション、演出、すべての面でこだわりをブラッシュアップしました。
–––– プラスチック、マイクロプラスチックなどの海洋汚染が、さらに深刻になっています。海の環境保護について、グリーンルームからどう発信していますか。
今年はフェスの前後でのビーチクリーンを行います。フェスのなかではプラカップの禁止、環境映画の上映、環境団体のワークショップ、チャリティアートの販売などを行っています。
–––– 最後に、グリーンルームでどんな時間を過ごして欲しいですか。
みんな、それぞれに一番好きな遊び方、スタイルで自由に過ごして欲しいです。そのなかで、ちょっとでもみんなに海を好きになって欲しい。そこがスタートです。好きなものは、傷つけないし、壊さない、汚さないはず。好きであれば大事にして守るはず。海もカルチャーもアートも音楽も。
開催日:5月25日(土)26日(日)
会場: 横浜赤レンガ地区野外特設会場
出演:
25日(土)
Leon Bridges / FISHBONE / SWITCHFOOT / Allah-Las / クレイジーケンバンド / THE BAWDIES / Nulbarich / King Gnu / Caravan / Yogee New Waves / SIRUP / jizue / NakamuraEmi / ReN / TRI4TH / 中村佳穂 / / 沖野修也 (Kyoto Jazz Massive/Kyoto Jazz Sextet) / 高木完 & K.U.D.O (MAJOR FORCE) / ほか
26日(日)
Tom Misch / Aloe Blacc / Corinne Bailey Rae / Tommy Guerrero / Chara / EGO-WRAPPIN' / KREVA / ORIGINAL LOVE / OAU/ YOUR SONG IS GOOD / 竹原ピストル / 安藤裕子 / TENDRE / LUCKY TAPES / ichikoro / yahyel / ほか