春の出産シーズン
上の写真は2年前に我が家に迎えた生後3週間目の姉妹猫です。
離れの倉庫で野良猫が出産したのに気づかずに家主さんがドアを閉めてしまい、母猫がこれなくなってしまったという子猫を保護してミルクボランティアさんが2週間見てくれて3週間目に我が家に迎えました。
乳のみ子猫は初めてで、毎朝出勤前に4時に起きてミルクをあげてから保温して、離乳食が始まればぐちゃぐちゃになりながら食べさせてとかなり大変でしたが先住猫の雄の白きじの子が、子育てをするようになり本当に助かりました。
おかげでスクスクと育ちましたが、1匹は避妊手術時に卵巣に腫瘍らしきものがあり大量出血して危険な状態になりましたが、何とか持ちこたえて現在は2匹とも元気に過ごしています。
春の出産シーズンに伴い保護依頼がちらほらときだして対応していますが、団体のキャパがあるため全てに対応ができない状態ですが出来る限りの対応をしています。
野良で出産して育てるのは本当に大変な事で、母猫の栄養状態が悪いなか1年に2回出産する過酷な現状では子猫も産まれても育たないという事を今回出産したての親子猫を保護して痛感しました。
目を背けたくなる場面に遭遇したり、死と向き合わないといけない状況など、色々出てきますが、自分の出来ることをやっての結果なので悔いが残らないように頑張って行こうと思います。
子猫はあまり早くに譲渡すると病気したりして育てるには大変苦労します。
見た目は可愛いですが、子猫は体調を崩すとあっという間に悪くなります。
保護ねこピリカでは子猫の譲渡は3ヶ月たってからやりたいと考えています。
保護猫を家族に迎えたいとお考えの方は、子猫だけではなく大人猫にも目を向けて頂けると嬉しいです。
次回の譲渡会は6/2伊豆島田の熊野神社、社務所内で開催いたします。
是非ご家族揃ってお出かけ下さい。