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5/14(木)若草大橋有料道路の無料化について

2019.05.24 13:59

 5/14(木)に若草大橋有料道路の無料化について、茨城県道路公社に話を聞きました。利根町では利根川を渡るための栄橋の渋滞が問題となっていて、住民たちから不満の声が挙がっていました。この問題が何年も何十年も前から続き、全く解決されないのは茨城県と千葉県、利根町と我孫子市それぞれ違う自治体にまたがっていることが原因です。

 渋滞を緩和させるために橋を増築したり右折レーンを作るには莫大な予算が必要になることも解決しない原因の一つです。それがわかりつつ、お金がない、県をまたがっているから難しいという質問と答弁を繰り返し、何年も何十年も問題が解決できないのであれば、違った方法で栄橋の渋滞を緩和することができないかと考えました。

 ようするに、栄橋を渡ろうとする車の量を減らすことができれば良いのだから、栄橋に集中している車を分散させる方法はどうなんだろう?と。現在、利根川を渡るには利根町と我孫子市をまたがる栄橋の他にもう一つ、河内町方面に若草大橋というものがあります。この橋は栄橋の渋滞緩和のために作られた橋であるにも関わらず、有料であることから多くの人が若草大橋を避け、無料の栄橋を利用しています。

 だったらいっそのこと、若草大橋を有料から無料にして、「遠いければ無料だから」という理由で栄橋に行っていた車を若草大橋に呼び込めば、「栄橋の渋滞問題」を多少は解決できるのでは?と思いました。それが5/14(木)行動の理由です。

 茨城県道路公社に話を聞いたところ、若草大橋は過去に三回無料化を実施していました。


◇期間限定通行料無料化期間(1):2010年1/1〜3/31

●要因:政府の地域活性化経済危機対策臨時交付金によって

●理由:社会実験

●平均通行台数:2083台


◇期間限定通行料無料化期間(2):2015年7/18〜8/31

●要因:政府の地方創生交付金によって

●理由:社会実験

●平均通行台数:2464台


◇期間限定通行料無料化期間(3):2015年9/10〜10/18

●要因:茨城県が単独で支援によって

●理由:関東東北豪雨住民避難の支援


 過去三回の無料化は政府や県の支援によって実現したものです。現在は経済支援などがないため、減収分の売上見込み金を茨城県道路公社へ補填することで若草大橋の無料化は実現可能ということでした。若草大橋有料道路の一日平均の通行料金売り上げは、21万3千円。21万3千円を捻出することができれば、無料化実現に向けて一歩前進することができます。

 茨城県の前例としては常総市が水海道有料道路の売上見込み金を常総市が茨城県道路公社へ補填し、通行無料化を実施しています。