死ぬこと以外かすり傷【書評】
みなさんは、日々の仕事をどのようにこなしているだろうか。
ただ何となくで行うばかりでは、どんな仕事も「つまらない仕事」になってしまう。
そして、そのような人は「つまらない仕事をする、つまらない人間」になっていく。
・仕事がつまらない
・日々がつまらない
そういう人は勿論のこと、「これから、何をどうしよう…」といったような、漠然とした不安や悩みを抱えて足踏みしている人に、ぜひ読んで頂きたい一冊を紹介したい。
新しい時代の働き方
双葉社、幻冬舎で編集者として活動してきた筆者は、これまで数々の起業家たちに触れてきた。並み居る天才たちとともに本を作っていく中で、その天才たちの才能に刺激を受け、ともに成長を遂げてきた。
その天才たちのエッセンスを吸収して出来上がった新たな天才が、本書の著者、箕輪厚介である。
箕輪氏は、幻冬舎の編集者をしながら、箕輪編集室というオンラインサロンを主催している。会社員として勤めながら、「幻冬舎の編集者」という肩書きを活かした副業を行っているのである。
会社組織の中でまず実績を作り、それを活かして副業で稼ぐ。
今はまだ珍しいこのスタイルが、これからは主流となっていくのだと筆者は述べている。
この本は、これからの時代を生きる若者のために筆者が与えた武器である。
「熱狂」なくして「価値」は生まれない。
日本には今、閉塞感が漂っている。そのなかで、ただ時代の流れに飲まれるだけであるならば、その会社が、ひいては業界が終わってしまうであろう。
新しいものを生み出したいと願うならば、自ら進んで挑み続けなければならない。
たとえば、仕事に対してやる気があり、目標があって仕事をしている人を、私は賞賛したいと思う。
しかし、やる気がなくても、食い扶持を稼ぐために会社にしがみついてしまっているだけの人がいるのも事実である。でなければ「仕事満足度」があんなに低いわけがない。
これらにまつわる如何ともし難い側面として、家族がいたり、ローンがあるなどして、我慢してでも給与をえ続けなければならないことが挙げられる。
給料が変わらないのに仕事だけが増えると、損をしたような気さえする。「お金」を得るために働いてるからだ。
しかし筆者は、これからの時代は筆者のようなオンライン的な働き方が主流になると主張している。「お金」を得るためではなく、「楽しい」や「面白い」を得るために働く時代が来るのだという。
( 'ω'o[ 本書の内容をご紹介 ]o
今、若者はチャンスだ。
これまでのルールとシステムが通用しなくなっている。
古い世代にはわけの分からない変化が今まさに起こり始めている。
ワクワクする未来が迫っている。この波に乗ろう。
自分たちの手で、世界の輪郭に触れ、自由で新しい秩序を作り直そう。
おっさんの言うことはすべて聞かなくていい。
その代わり、誰よりも動け。
語る前に手を動かせ。騙りながらでもいいから手を動かせ。
能書きじゃなく数字やプロジェクトで示せ。
何をやりたいか、何をやっているか、明確に答えられる人間であれ。
狂え。生半可な人間が何も成し遂げられないのは、いつの時代も変わらない。
絶望を感じながら、それでも信じて走り抜け。
(p.2 - 3 より引用)
次代を生きるすべてのひとに
筆者は、初めから努力ができる人だった訳ではなく、むしろ大学時代は、意味のない時間ばかりを過ごしていたと語っている。
就職してからも、ただなんとなく仕事をこなしていく日々を過ごしていた。そんな筆者を変えたのが、編集者という仕事だったという。
今回は "編集者" であったが、どんな仕事であっても共通して言えることがあると思う。それは、はじめにふれたように、ただ何となくで仕事をするばかりでは、どんな仕事も「つまらない仕事」になってしまうということである。
そして、そのような人は「つまらない仕事をする、つまらない人間」になっていくであろうということだ。
至極当たり前のことなのだ。しかし街を見てみると、これに当てはまりそうな人の、何と多いことか。
小売店にせよ飲食店にせよ、つまらなそうな顔、不満そうな顔をして作業をしている人を、最近つとに見かけるようになった。
かくいう私自身も、かつてはそんな時期があったので、気持ちが全くわからないでもない。
「こんなことをして何の意味があるのだろう」
「もっとこうすれば効率が上がるのに。このプロセスは無駄だ。」
口や顔には出さないまでも、業務中にたびたび頭をよぎっていた。
いつか私も、あの彼らと同じような顔をして客前に立つことになるのかもしれない。
その日々が好きではなかった。だから自ら退職をした。そんな経験が、私にだってある。
筆者は主に若者に向けてメッセージを書いていたが、この本を手にとる人が、社会人であろうと学生であろうと構わない。それはこの本が、だれにとっても心に刺さる本だと思うからである。
将来に対する漠然とした不安、漫然とした日々を送ってしまっている人に、ぜひ読んでいただきたい本である。
ベストセラーであり、加えて「読書推進運動協議会」がすすめる『若い人に送る読書のすすめ2019』に紹介された本書。
この本がきっとあなたの迷いを断ち、人生を変えうるものであることを、私は信じてやまない。
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(引用元:「市川と内藤の就活チャンネル」様 より)
【目次】
はじめに こっちの世界に来て、革命を起こそう。
第1章 予定調和を破壊せよ
第2章 自分の手で金を稼げ
第3章 名前を売れ
第4章 手を動かせ
第5章 癒着せよ
第6章 熱狂せよ
おわりに バカになって飛べ!
マガジンハウス
173ページ
2018年8月28日第1刷発行
著者 箕輪厚介
1985年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、2010年双葉社に入社。ファッション雑誌の広告営業としてタイアップや商品開発、イベントなどを企画運営。その後、幻冬舎に移籍し、2017年にNewsPicks Bookを立ち上げ、編集長に就任。『多動力』(堀江貴文)、『お金2.0』(佐藤航陽)、『日本再興戦略』(落合陽一)、『人生の勝算』(前田裕二)などを編集。創刊1年で100万部突破。
最後まで読んで頂きありがとうございます。 当ブログの記事がみなさまの読書のお役に立てれば幸いです。 また読みに来ていただけると嬉しいです。
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