【レビュー④】第35回定期演奏会 地産地消 弦楽四重奏団プロジェクト

アンケート回答紹介の続きです。

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カルテットの演奏を目の前に泣いてしまいました。

曲と演奏者ともにすばらしい。多くの人に体験してほしい。

　私もベートーヴェンとボロディンに泣きました。弦楽四重奏を好きになったのはベートーヴェンの第14番の弦楽合奏版でしたが、ボロディンの第2番もよく聴いていた一曲です。音楽振興に携わる身ですから、ビギナーのころのうぶな気持ちを忘れてはいけないと感じさせられました。

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　「演奏者の背景に展示されている“波”の写真と曲が見事に重なって、さらに聴く者たちを想像の世界へと誘う。その心地よさに酔ってしまった。素晴らしい演奏です。」

　美術館演奏会ならでは醍醐味ですね。波はその様相によって人の心の中に秘めている様々な記憶の写真風景を喚起してくれます。