熱中症対策は、のどが渇く前からの水分補給
2019.05.25 13:23
熱中症とは高温多湿な環境に私たちの身体が適応できないことで生じる、さまざまな症状の総称のことを指します。
- めまいや顔のほてり
- 筋肉痛や筋肉のけいれん
- 体のだるさや吐き気
- 異常な汗のかきかた
このような症状があらわれると熱中症にかかっている危険がありますため、ご注意ください。
お子さん、高齢者の方、屋外で働かれている人、キッチンなどで火を使う人、スポーツをされている方、犬や猫を飼われている方が特に注意!と言われますが、私たち全員が気をつけるべきなのが熱中症。
熱中症対策の水分補給の正しい方法は、「のどが渇く前に水分を補給する」ことです。
人体は、体重の60%が水分でできています。
体重が50kgの人なら30kgが水分ですが、その水分量のうち2%程度、600mlほどの水分が失われると、のどが渇いたと感じるようになります。
最近のような猛暑の日は特に、その600mlほどの水分が失われる前に水分を補う必要があります。
発汗によって失われる水分は、ミネラルを含んだスポーツドリンクがおすすめです。飲みやすさもありますので。
のどが渇く前に飲むべきですが、のどが渇いたと感じたら少なくとも1本(500ml)、できれば、2本飲んでおくとよいそうです。
そして、自販機で冷えたスポーツドリンクなら、体を冷やす効果も期待できるので、冷たいものがオススメ。
今週末は小学校などで運動会が開催された地域も多いそうです。汗をかいたときは、のどが渇く前に水分を補給することをぜひ心がけてください。