買物
おはようございます。
暮らし、味わう。
食を通して豊かなライフスタイルを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
今日は火曜日で定休日!
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
カフェでのお食事が終わって帰り際に店内の
商品の裏側を見て「高ッ」と仰る方がいまし
た(値札シールは裏側に貼ってます)。先程ま
でその高ッな器でお食事を召し上がって頂い
てたわけなのですが(カフェでお出ししてる器
は店内で販売しているものが中心です)。。。
価格というと、初期テマヒマブログ 価格の回
でもご紹介した、河井寛次郎さんと永六輔さ
んのエピソードが好きです。その商品に自分
ならいくらのお金を出せるか?いくらの評価
をするのか?
民藝運動の中心人物、柳宗悦は民藝の要素の
一つとして廉価性を挙げていましたが、現在
の所謂、民藝とカテゴライズされるモノや手
仕事のモノの価格は決して安いというわけではありません。それとて何と比べてか、お客
様の感じ方次第なのですが、そのモノが作ら
れるテマヒマに対するコストですから、その
テマヒマをお客様に丁寧にご説明するように
心がけています。
こちらも初期テマヒマブログ 好品の回で、現
日本民藝館館長でもあるプロダクトデザイナ
ーの深澤直人さんの、よいものといいものは
違うという話をご紹介しましたが、お気に入
りの好いもの(それは決して価格が高いもの
とイコールではありませんが、手の届く少し
高い価格のことが多いかもしれません)を暮
らしの中で使うことで丁寧に扱う、丁寧に暮
らすことにつながるように思います。
そして好いモノに囲まれた暮らしは心も豊かにするように思います。またまた初期テマヒ
マブログ 宿泊の回で書いたことにもつながり
ますが。
テマヒマブログ 弁当の回でご紹介したお客様
はお買い物をしたのはお弁当箱ですが、お弁
当を作る暮らし、頑張ってお弁当作ろう、お
弁当を持って頑張って勉強しよう、という気
持ちを買われたとも言えるかもしれません。
再び河井寛次郎さんの言葉に戻って
「物買って来る、自分買って来る」
お買い物というのは、そのモノだけでなく、
そのモノを通して得られる暮らしの楽しみや
幸せを買うことであり、モノを選ぶというこ
とは今の自分を見つめること、少し未来の自
分に思いを馳せること、に思います。
今日は火曜日で定休日を頂いていますが
明日5/29(水)11時オープンで皆様のお越し
をお待ちしてます。是非お買い物しにお越し
下さい。
それでは今日もよい一日を!