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東京発 滝日和

電車とバスで行く滝旅♪ 天空のポピーと秩父華厳の滝へ

2019.05.28 01:28


秩父の皆野町にある「天空のポピー」。

新緑の季節に真っ赤に咲くポピーは、なんとも鮮やかで心が浮き立ちます。

今回は「天空のポピー」と皆野町の名瀑「秩父華厳の滝」をセットにした滝旅をご紹介します。

公共交通機関を利用するからこそできる、お楽しみもプラスしました♪



今年の「天空のポピー」の開催期間は5月20日(月)から6月9日(日)。

期間中の5月26日(日)に友達のMさんと私の長女を誘って行ってきました。

この春から運行開始した西武鉄道の新型特急車両「Laview(ラビュー)」に乗って池袋駅から出発します。



近未来的でカッコイイ!

全席指定で、特急料金は池袋駅〜横瀬駅まで700円でした。

(別途、運賃が740円かかります)



座り心地の良い黄色いソファ。開放的な広い窓。

スタートからワクワクです♪

お互い呑むのが大好きなMさんと私。

「今日は朝から楽しもう〜!」というわけ

で…。



朝から呑みます!

これが出来るのも電車旅ならでは♪


特急Laview についてはコチラ


横瀬駅で秩父鉄道に乗り換えて、皆野駅で下車。

ここで注意点‼︎

秩父鉄道はSuicaやPASMOなどのICカードは使えません。現金清算になります。ICカードの清算もできません。

今回、池袋駅からICカードで入場し、横瀬駅でホームに停まっていた秩父鉄道に乗り換えました。

ICカードの清算をしないまま秩父鉄道に乗り換えたため、その後の清算がとても分かりにくかったです。

西武鉄道から秩父鉄道に乗り換える場合、西武鉄道内できちんと清算しておく、またはICカードではなく切符を購入するほうがスムーズにいくと感じました。

西武鉄道さんにも車内で注意喚起のアナウンスをして頂けると有り難かったです。



まぁ多少いろいろありましたが、皆野駅から

「天空のポピー」の会場へ向かいます。


開催期間中の土日は、皆野駅近くのバス乗り場からシャトルバスが運行しています。バス代はひとり往復500円。

シャトルバスは数台あり、前のバスが満席でもすぐ次のバスに乗ることができました。

待ち時間も少なく、行きも帰りもとてもスムーズでした。


バスに揺られて約20分。入場口で入園料300円を払います。(小学生以下 無料)

ここから坂道を登って、いよいよ「天空のポピー」です。



一面に咲くポピーが真っ赤な絨毯のよう!



広大なポピー畑を囲んで遊歩道がありました。

大勢の方が訪れていましたが、広さと程よい傾斜があるので、ポピーを撮っていても人が写り込むことはあまりありませんでした。



「天空のポピー」は早咲きエリアと遅咲きエリアがあり、この日は早咲きエリアが見頃を迎えていました。

遅咲きエリアはまだ蕾で、来週が見頃のようです。



地元特産市の屋台もありました。

全部食べ尽くしたいくらい、どれも美味しそうです。


とても暑い日だったので、ビールとキュウリを。

キュウリには小さなカップに「秩父おなめ」という、なめ味噌が付いていました。

これがとても美味しかった!

ほかにもコロッケや秩父名物「みそポテト」も購入。

ポピーにビールに美味しいものに、最高の休日です‼︎



ポピーと美味しいものに満たされて、シャトルバスで皆野駅へ戻ります。

次は町営バスの「日野沢行き」に乗って秩父華厳の滝へ向かいますが、本数がとても少ない。

しかも土・休日は本当に少ない。



赤い表示が土・休日のダイヤです。

今回の滝旅の一番のポイントは「日野沢行き」のバスにいつ乗るか? でした。

いろいろ考えて13時10分発のバスに乗ることにして、そこから行きの電車や「天空のポピー」で過ごす時間などを決めていきました。


公共交通機関、特にローカル路線を使う旅の場合、時間の制約があって不便に感じるかもしれませんが、実は時間が決まっているため計画的に行動することができます。

とはいえ、ある程度、待ち時間が出てくるのも事実。

バス停の近くにある喫茶店で涼みながら、バスの発車時刻を待ちました。



こちらの町営バスに乗ります。

秩父華厳の滝で降りずに、さらにその先まで乗って「日野沢山の家」で下車。



ここに「天空の楽校」という絶景カフェがあるのです。



かつて山里の小さな分校だったとか。



あちこちに懐かしさと温かみを感じます。



そして、ここからの眺めが絶景!



うわー、気持ちいい‼︎

まさに天空の学校だったんですねぇ。



絶景を眺めながらのティータイム、なんとも贅沢です。



パラソル付きのお席もあります♪



「天空のちまき」が人気のようで注文しました。



…それと、暑いので、またもやシュワシュワーした大人の飲み物も(笑)

しっとりモチモチのちまきに、吹き抜ける風、シュワシュワの喉ごし。

あー、最高‼︎



「昭和みゅーじあむ」と書かれた部屋もありまして…。



懐かしいポスターや雑誌がいっぱい!  

明菜ちゃん、聖子ちゃん、百恵ちゃん…胸がキュンキュンしてしまう方も多いのでは⁉︎


さあ、ここから秩父華厳の滝まで歩きます。



食べて飲んでの繰り返しなので少しは歩かないと(笑)

案内の標識などはなかったので、簡単に道をご説明します。



天空の楽校を出たら左に進んで坂道を下り、ミラーの分岐点を左に入ります。



一本道を歩いていくと道が左右に分かれるので左へ。



やがて道路にぶつかるので、赤い矢印の方向へ進みます。

ちなみに右上の小さな小屋は「小前入口」のバス停です。



坂道をぐんぐん下っていくと秩父華厳の滝の入り口に到着です。



新緑を纏って、まぁるい滝つぼへ流れ落ちる秩父華厳の滝。

なんとも爽やかです。



遊歩道が整備されているので滝の前まで行ってみましょう。



夏は滝つぼで水遊びも楽しそうですね♪



秩父華厳の滝の魅力は、滝のまわりの赤胴色の岩。



この色合いが、この滝ならではの美しさを作り出しています。



長女も滝風に涼みながら写真を撮っていました。



秩父華厳の滝の入り口にある「秩父華厳の滝茶屋」。

ご夫婦でやっていらっしゃるお茶屋さんです。

実は奥様は滝とソフトクリームが大好きで「いつか滝のそばでお店を開きたい」という夢を実現させた素敵な滝ガール。

そのためソフトクリームの種類が本当に豊富なんです!



今回、私はソフトクリームではなく自家製「豆乳ヨーグルト」を頂きました。

後味にふんわりお豆の風味を感じる、とても美味しいヨーグルト。身体が喜ぶ逸品です。

自家製の甘酒も美味しいですよ♪

皆様、是非ご賞味あれ‼︎



滝茶屋から徒歩1分の「秩父華厳滝」でバスに乗り、皆野駅へ。


皆野駅からは秩父鉄道でお花畑駅へ行き、西武秩父駅からS-TRAINに乗りました。



一見、普通の電車ですが、全席指定です。

Wi-Fiや電源コンセントもあるスグレモノ!

指定券が必要になりますが、移動の時間を有効活用したいときにいいかも‼︎


S-TRAIN についてはコチラ


私たちも時間を有効活用して、旅の打ち上げにまたビール(笑)

朝から飲んで、きれいな景色を見て、滝を眺めて、おしゃべりして、最高の休日となりました。


「天空のポピー」は来週まで見頃のようです。

秩父華厳の滝や天空の楽校と併せてぜひ!  

自然豊かな皆野町を存分に楽しめることと思います。


電車とバスで行く滝旅、いかがでしょうか?

いろんなものを組み合わせると、滝へ行く楽しさがどんどん広がっていきます。

そんな滝旅の楽しさを、これからもお伝えしていきたいと思います♪