頑張らないで結果が出ることの何がまずいかを書いてみる
まずは簡単な質問です。
- 頑張って結果が出る
- 頑張って結果が出ない
- 頑張らないで結果が出る
- 頑張らないで結果が出ない
こと勉強において、一番危険な選択肢はどれだと思いますか?シンキングタイムもなく僕個人の考えを述べてみますね。
3です。3が最も危険だと考えます。
まず1はおめでたい。素直に自分の頑張りを認めてあげましょう。グッジョブ。
4はもうこれ当たり前です。危険は危険ですが、理由ははっきりしているので対処しやすいです。次に活かしましょう。
2は悲しいですが、こういうこともあります。折角失敗したのだから、何がいけなかったのか、よく考えて課題を見つけましょう。それが今後につながります。
さぁ、そして、僕が一番危険だと考える3は、いったい何がまずいのか。
そのまずさの説明をする時に、こんな概念を使いたいと思います。勉強経験値。
名前の通り、勉強して貯める経験値のことです。これを貯めるとレベルアップして、できることが増えていきます。
さて、話を元に戻しましょう。3の「頑張らないで結果が出る」の何がまずいかということでした。
たしかに「結果が出ているわけだから良いじゃん」と言いたくなるのもわかります。でもね、人生は結果を出して終わりではないのです。まだまだまだまだ続いていきます。
「頑張らないで」ということは、経験値貯めてないわけですよね。レベルアップしないまま、そして実力が足りていないということに気付きもしないまま、先に進むということです。
各々、RPGで考えてみるとその怖さが一目瞭然です。わかりやすいように魔王城手前のボス戦で喩えてみましょう。
1は、コツコツレベルアップしてボスモンスターを倒しました。いざ魔王城!最終ダンジョンで敵も手ごわいですが、きっといい戦いができるでしょう。
2は、頑張ってボスに挑んだけどやられて己の力不足がわかりました。失敗から学び、もう一度力をつけて挑みましょう。
4は、「あ、そりゃそうだ」と気付けますね。ボスモンスターを倒したければ、まず努力あるのみです。
3は、ボスが腹痛だったか、なんと本来のレベルには全然足りていないのに、たまたまボスモンスターを倒せてしまいました。次のステージ、魔王城にはもちろん更なる強敵たちが待ち受けます。そこへ、今のレベルでは危険ということがわからず乗り込むのです。もしかしたら、なまじ結果が出ている分「余裕だぜ」ぐらいに思っているかもしれません。もうボコボコにやられます。そして、レベルを上げようにもちょうどいい敵も周りにおらず、身動き取れなくなって詰んでしまうのです。世界はいつまでたっても救えません。
どうでしょう、怖さが実感できたでしょうか。
改めて、大事なことをお伝えしておきますね。
勉強において、結果はもちろん大事。でも、その過程はもっと大事!
だと僕は思います。だって、人生は続いていくからね。
サッカー選手の本田圭佑さんが、似たようなお話をしているのを最近見つけました。シンプルでわかりやすくてすごく良かった。「努力と結果のお話」。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
だからさ、いつだって過去最高の自分になれるように、自分のすべきことを一生懸命頑張ろう。僕らは、失敗からですら学べる。