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函館|医療機関(病院・診療所・歯科医院・薬局)の許認可等手続・事業承継 行政書士山﨑英雄事務所

医療機関の電子化・IT化

2019.05.27 08:27

医療機関においても、手続においてレセプトのオンライン請求や、カルテやその他医療機器の電子化・IT化が進んできています。

近い将来、クラーク業務そのものがIT化やAI・ロボットテクノロジーの進歩により、アウトソーシング化・無人化されたりするかもしれません。

さて、つい先日の話ですがデジタルファースト法が参議院で可決され成立しました。

同法の骨子は、①行政手続をオンライン(情報技術)で全て処理する「デジタルファースト」②同一の情報提供は求めない「ワンスオンリー」③行政手続を一度に済ます「ワンストップ」の3つを謳っています。

医療分野においても、同法の成立により次のことが見込まれます。

患者やその家族との、受診や入退院の際における本人確認手続が、すべてマイナンバーカードに住所情報や相続情報が格納されることにより、容易なることが見込まれます。

また、患者の健康診断や診療、投薬、使用医療機器等の情報が、医療機関同士でオンラインで共有できるよう「保険医療情報ネットワーク」が整備され、稼働するような動きもあります。

更に、今後の医療機関の診療所・病院の開設や法人化、その他の行政手続もオンライン化されるでしょう。今後の運用がどうなるかはまだわかりませんが、各自治体毎に異なっていた様式、指導・審査基準も全国で統一化され、医療機関にとって行政の運用が更に公正・透明化し利用しやすくなることが望まれます。