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第6期JPML WRCリーグ北陸支部予選結果報告

2019.05.28 17:19

5/25(土)富山市内にて第6期JPML WRCリーグ北陸支部予選が行われました。


1位の選手は後日東京で行われるWRCリーグ地方代表トーナメントに北陸支部代表として出場します。

今回は北陸支部所属の選手で予選を行い、上位4名が予選のポイント持ち越しで決勝戦半荘2回を行い、北陸支部代表1名を決めます。


決勝戦進出選手

予選1位 成田 理良(初段、33期生)+60.9p


予選2位 阿戸 翔太郎(初段、35期生)+14.9p

予選3位 南 和之(初段、34期生)+6.6p


予選4位 木戸 僚之(四段、23期生)+4.3p

予選最終戦はポイント最上位の成田が+29.9。最下位は▲32.3。まだ全員に決勝進出の可能性は十分にあった。最終戦、成田は高打点の飛び交う状況に前へ出てそれを制し、大きなアドバンテージを得て決勝へ。阿戸、南は2位につけポイントをプラスにし、木戸は+23.9から+4.3にポイントを失いながらも決勝進出を決めた。


決勝戦1回戦。起家から木戸ー成田ー南ー阿戸。

木戸の1500点のあがりからのスタート。そのまま大きな点数移動がなく東場を終える。

南1局。戦局が動いた。中盤に阿戸のリーチ。普段から阿戸のリーチは高打点が多い。このリーチは高い、全員がそう感じただろう。そして親の木戸も九萬を暗槓、意を決してリーチ。決着は木戸が海底でカン二萬をツモあがり。リーチ、ツモ、ハイテイ、ドラの4000オール。

オーラス1本場、南が勝負手のリーチ。しかし成田が600・1100のツモでかわし終局。

決勝1回戦結果 木戸+32.3 成田+6.5 南▲12.9 阿戸▲25.9

トータルポイント 成田+67.4 木戸+36.6 南▲6.3 阿戸▲11.0


決勝最終戦。起家から木戸ー成田ー阿戸ー南

東1局、親の木戸のリーチ。その同巡に成田もチートイツドラ2のテンパイ、木戸の現物待ちでヤミテン。その後、成田は3枚目の6ピンを持ってきて一度テンパイを外す。数巡後、③ピンが通っている状況で④、⑧ピンが4枚見えたため、打⑥ピンでテンパイを復活させようと放った時に木戸から声がかかる。カン⑥ピンのリーチ、ドラの3900点。

東1局1本場、5巡目成田のリーチ。成田の目からは序盤に一萬が3枚、三萬が3枚見えた二五萬待ちのピンフドラのリーチ。数巡後、阿戸からもリーチがかかり、成田は一発でカン⑥ピンを放銃する。リーチ、一発、三色、ドラ、そして裏。成田が見せた隙を捉えた阿戸の12300点のあがり。2局の失点で優位だった成田は大きく首位から遠ざかってしまった。

東2局の親番でも失点を取り戻すべく成田はテンパイで押し続けるも仕掛けていた阿戸に3900の放銃。

東3局。手負いの成田のリーチ。しかし、簡単にはあがれない。そして南からもリーチ。詰まった阿戸が南のリーチに飛び込む。リーチ、チートイツ、ドラ2、裏2の12000。戦局は混沌としてゆく。

南2局、親成田の1巡目東の暗槓。不穏な空気を察して木戸は4巡目に発を放す。木戸自身も親落としに行きつつ、南・阿戸の仕掛けを期待して不要な発を打った。しかし、ポンの声は成田から。打2ソウ。成田は次巡、ドラの6ソウもツモ切りテンパイ濃厚である。数巡後、成田は1ソウでツモあがり。東、発、ドラ2の4000オール。勝利への執念か、成田は下記の配牌をこの土壇場の親番で引き寄せたのだった。

三四九⑤⑤22東東東東西発発、ドラ6。東の暗槓で嶺上牌は五萬。槓ドラは⑤。

この成田は4000オールで、あと3900のあがりで3着に浮上し、首位を奪還できる位置まで戻ってきた。

南3局、阿戸の700オール。2本場、木戸、成田、阿戸の3人テンパイ。3本場は木戸の700・1000のあがり。

オーラスの点数状況

木戸36,200、成田17,800、阿戸23,800、南42,200

順位点込みのトータルポイント

木戸+47.8 成田+40.2 南+20.9 阿戸▲22.2

木戸と成田の差は7.6。成田の条件は木戸からは3900点のあがり。もしくは阿戸との6000点差を詰め3着になれば順位点が▲15から▲5に減るため6400点のあがり、阿戸からは3200点のあがり、もしくは1300・2600ツモ。

親番の南は木戸まで26,900点。

南4局、ドラ4ソウ。序盤に動きはなく淡々と進む。8巡目、南が打ドラ4ソウ。次巡南の打⑦ピンを成田がポン、打4ソウでタンヤオ・トイトイの5200点のテンパイ。

三三三②②⑥⑥555 ポン⑦⑦⑦

その後、成田は⑦を加槓。そして南からリーチ宣言。成田は真っ直ぐに場に見えていない五萬を打ち出すと南からロンの声。リーチ、一発、白、そして裏3。南の18000点のあがり。南は木戸まで8900点。

オーラス1本場は木戸が5巡目にリーチ。8巡目に南もリーチで追撃するも、10巡目木戸の1100・2100で追撃を振り切り終局。


第6期JPML WRCリーグ北陸支部予選

勝ち上がりを決めたのは

木戸 僚之プロ

おめでとうございます!!

WRCリーグ地方代表トーナメントに北陸支部代表として出場します。

皆様応援よろしくお願いします!!