東西南北 適した場所に - 庭や 藤野 芳徳
2019.01.15 02:52
一般住民において、 南側は日当たりよく、好イメージがありますが、苔庭やしっとりとした庭をつくるには北側も良いです。直射日光を遮り、建物を長持ちさせるための植栽、強い風を防ぐために防風林(仙台ではイグネと呼ばれる)を設けたり湿気りやすい場所には 水をたくさん吸い上げてくれる木を植えるなど、木の性質を活かした知恵は現代にも取り入れられると思います。
コラム筆者・庭や 藤野 芳徳
庭や。 昔の知恵や暮らしから学び 自分の身近のそこらにある自然物の有効利用につなげていければと考えております。 古今東西問わず 良い感覚と知恵に出会いたいものです。