あるいてゆけば

人混みだらけのこの世で

行きたい所さえ行けず

何をしなくとも疲れる

眠る為ひた歩く

一つの時代が終わって

一体何が変わるやら

君と同じ齢を取って

まだ僕は好きなのか

数えてきたが

まだまだ これからも

今でも 憶えてる

行かないでくれ 消えないでくれ

影の伸びてく方へ

嫌な事なんか忘れて

今すぐ旅に出かけよう

誰も待ってはくれないよ

孤独にならぬスピード

ウサギでもカメでもないよ

2つの足で歩くのだ

そして両手で掴むのは

あたたかな幸せ

数えてきたが

まだまだ これからも

今でも 憶えてる

行かないでくれ 消えないでくれ

厭わないでくれ

日々の暮らしの中で