25 足利義政~義尚
2019.05.28 10:26
義政の時代になり、幕府政治が大きく退廃すると、各地で紛争が多発してきます。
関東では鎌倉公方足利成氏と関東管領上杉氏&義政の弟である足利政知(堀河公方)が対立します。
守護大名同士も斯波氏、畠山氏、山名氏、細川氏などがそれぞれ対立し始めます。
将軍家でも、守護大名の細川勝元と山名持豊を巻き込んで、8代義政と9代義尚が対立します。
そして応仁の乱。
応仁の乱は戦国時代の幕開けでもありました。
1491年、北条早雲が伊豆の堀河公方を滅ぼしますが、
これにより戦国100年時代に本格的に突入していきます。
戦国時代はとても人気のある歴史で、織田信長や豊臣秀吉など魅力的な人物が満載ですが、受験・日本史勉強ノートでは、その100年は飛ばします。それは、戦国時代というのは試験での出題頻度が低いからです。しかし、100%出題されないというわけではありませんから、秀吉の太閤検地、朝鮮出兵、織田信長の楽市楽座などは歴史的にも意味があるものですので、年号、内容などは一通りおさえておいてください。