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都市計画の勉強に、東京へ

2019.05.30 00:00

こんにちは。住まいのおせっかい家です。


まちづくりの研究をしている日本都市計画家協会が主催している「民間都市プランナーの半世紀」という講演会を、聞きに行って来ました。


全7回の講演会で、日本の都市計画の先端で活躍してきた方の、「都市計画レジェンドトーク」が聞けるのです。



今回は、綾瀬のまちづくりをバックアップしてくれている「コモンズ研究会」の会員でもある司波寛氏の講演。

実際に、綾瀬にも視察に来てくださったので、今後の問題点など勉強になることばかりでした。



特に、印象に残ったのが、日本の市町村や県、国も含めての行政機関の中に、都市計画の専門家がいない事が問題だと言う発言。


移動の多い日本の行政機関では、都市計画の専門家も育たないし、プロにコンサルティングをしてもらう、潤沢な予算もない。


だから、まちづくりとして重要な都市計画の考えがないまま、無計画なまま素人の職員が作成したプランが通ってしまうのです。


また、縦割り行政の弊害で、都市利用計画と、交通計画が一緒にならないという問題もあるようです。



「これから人口も増えるから、道路を拡大すれば良い。」という考え方ではダメだという話も、気になりました。


需要が増えるけれど、それが果たして「まちづくり」として適正なのか、という発想が必要になってくるとの事。


道路の利用を規制するような方法も考えないと、いけないようです。



今、まさに綾瀬市が直面している問題に直結する内容ばかりでした。