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14.香りの分類 いちご〜カシス

2019.05.31 01:00

前回まで白ワイン編をお伝えしました。今回より赤ワイン編です。


テイスティングをされている時に実際にする香りや架空の香りと様々な表現方法があり、その香りが表現する意味を理解していきましょう。


《果実編》


《ベリー系》

どの果実の特徴に近いのか考えながら、慣れないうちは1つずつ当てはめながらコメントしていくと良いです。

赤系・青系・黒系のどの果実なのか、酸味や果実の凝縮感や渋み苦味を連想させる様な香りの要素を感じながら選んでみてください。


【いちご】…第1アロマ

赤系果実。イチゴジュースの様な甘い香りで、どちらかといえば冷涼な環境で造られた赤ワインに現れます。

GMやマスカット・ベーリーAに良く使われる表現です。


【ラズベリー】…第1アロマ

赤系果実。イチゴよりも熟度が高く、華やかで甘酢っぱい香りの印象です。どちらかといえば冷涼な環境で造られた赤ワインに現れます。

イチゴ同様にGM、マスカット・ベーリーA、PNといった品種に感じられます。


【ブルーベリー】…第1アロマ

青系果実。赤系と黒系の中間的な果実のニュアンスで、色合いの基準として捉えると良いです。(赤系→青系→黒系)

また、使用頻度が高い表現で、フルーツの香りに加えて青い印象が感じられる時に使われます。


【カシス】…第1アロマ

黒系果実。赤ワイン全般に使われる表現で、比較的に温暖な気候で造られた赤ワインに現れる香りです。


今日はここまでです。

明日、またお会いしましょう。