人と会うということは刺激をもらうということ
昨日は久しぶりの雨、しかも大雨でしたが、たくさんのお客様がお買い物に来て下さり、感謝です。今日は昨日とは違い、買い物日和の1日でした(^^)
とくし丸を始めてからは以前より人に会う回数が少なくなり、交流会や懇親会などにも顔を出せなくなっておりましたが、最近は仕事も落ち着いてきており、人と会う時間を作るようにしております。会う方のほとんどは介護・医療業界の方々です。現場の最前線で働いている方の話しを聞いてると、やはり現場が一番最先端であることを再認識させられます。時代と共に今まで当たり前と思っていた価値観が間違っていたり、さらに進化した考え方になっているなぁと感じさせられます。そういったことに敏感な感覚を持っている方は柔軟に新しいことに挑戦し、すごくポジティブな考えで周りも巻き込み、現場に良い効果をもたらしていると思います。自分も先入観や固定観念に捉われず、ワクワクできるようなことに挑戦し続けたいと思います。
高齢者デイサービスで働いているセラピスト(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など)と話す機会があり、一つ共感できたことはデイサービスの具体的な役割やこんな効果に期待できるなどのアピールが地域に対して不十分で閉鎖的になっているという話しです。管理者や相談員といった役職は必然的に外部との窓口や営業活動で他事業所との交流をしますが、そういったことに消極的な管理者も多く、関わらない理由としては業務が忙しいや即利益に繋がらないこと、そもそも繋がり方が分からない方など様々です。あとは大きな法人に属している管理者などはその法人の力が自分の実力だと勘違いしている方も少なからずおられ、そのような活動をする必要がないと思っている方もおられるというのが現状です。要は目先の利益に捉われすぎて、本来デイサービスとして果たさないといけない機能や地域包括ケアシステムの中での役割を理解していないということも、地域に閉鎖的な印象をもたらしている一因かと思われます。最近ではデイサービスでもセラピストを配置している事業所が多く、そういった危機感を感じている熱意あるセラピストは積極的に多職種交流への参加や生活期のリハビリの成果や活動・参加に対しての考えやサービスでの取り組みをケアマネや家族に分かりやすく伝えることもされています。デイサービスでは時間によっての報酬区分が定めらております。大多数の利用者さんは3時間以上4時間未満・6時間以上7時間未満あるいは7時間以上8時時間未満の滞在時間で算定しているところが多いです。ということはそれだけ長時間の間、関われるというメリットがあり、情報量も断トツに多いです。訪問系のサービス(看護・ヘルパーなど)は大体が30分~1時間程度です。ケアマネに至っては要介護の方で最低月1回の訪問での面会しかない場合もあり、正直一番情報量が少ない職種と思っておりました。その点デイサービスでは長時間関われるという最大のメリットがあるにも関わらず、その情報を閉ざしてしまっている事業者が多いです。良い情報・悪い情報は基本的にケアマネに報告するという義務がありますが、場合によっては関連職種への報告や相談もケアマネへの事後報告付きでありかと個人的には思っておりました(ケアマネによってはそれを良しと思わない方もおられるので厄介)。もっとデイサービスでの活動内容(リハやアクビティなど)を地域に発信できる場があればなと思います。機会があれば自分の持っているネットワークを活用してそういう場も提供できればと漠然と思いつきで書いております(^^;)
熱意あるデイサービスはたくさんありますので、都島区あるいはその近隣で情報を集めたい方は気軽に連絡下さい。
また話は逸れた気もしますが、私自身、熱意ある方のお話しを聞くだけで良い刺激になったことは間違いないですし、今後も自分と価値観が似ているあるいは違う方との交流会などは出来るだけ参加しようと思いました(おわり)。