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5/17(金)火事が起きた後の手続き

2019.05.29 14:44

 皆さんは今住んでいる家が火事になってしまった時、どのような手続きをすれば良いかご存知でしょうか?

 今回、間近で火災が起き、お世話になっている自治会での出来事だったことから色々調べてみたのですが、何も知らなかったということに気がつきました。

 火災が起きて家が燃えてしまった場合、二次被害を防ぐためにガス会社・電力会社への連絡、そして水道局(水道管破損の恐れ)へ水道を止める連絡が必要になるそうです。そして、その次に何よりも優先してやらなければいけない手続きが、罹災証明書の申請です。罹災証明書は、消防署で免許証や罹災状況申告書をもらい、申告書を提出することで受け取ることができます。その後、【消防署からの調査→被災状況確認→被災状況確定→罹災証明書発行】

という流れになります。


 罹災証明書は、

・保険金請求

・所得税、固定資産税の控除の減免申請

・補助金の申請(利根町に補助金があれば)

・銀行などで原状回復費用を借り入れる時

・行政からの補助金、見舞金などの申請

 に必要となるので、何よりも真っ先に申請し、受け取らなければいけません。


 自治体によっては市営住宅の空き部屋を貸し出してくれるところもあるそうです。

以下、私が暮らす茨城県利根町が行っている火災が起きた時の支援です。茨城県利根町の火災に対する支援は、全て福祉課が対応してくれます。


 まず、臨時宿泊施設など、住まいに関するサポートは特にありません。どうしても住まいが見つからない場合は、住まいを探すお手伝いはしてくれる程度です。その分、お金のサポート(補助金と見舞金、商品券)があります。


 罹災証明書受け取り後、福祉課と社協で下記内容のサポートを受けられます。

○敷金・礼金:最大15万円補助

○家賃:毎月最大5万円まで、6ヶ月補助

※利根町の物件であること。町外は対象外。

○見舞金:半壊で5万円、全壊で10万円、亡くなった方がいたら15万円補助

○毛布・布団の貸出:日赤との連携により、布団と毛布の貸出

○商品券:日赤との連携で2万円の商品券(商工会発行)を補助

○社協:見舞金が出ます(金額不明)


 火災後の住まいについては、自治会を頼ってもらい、集会所や区民センターに寝泊まりできるようにしてもらうか、知人を頼ってどこかに住まわせてもらう方法しかないそうです。他、不動産屋を頼ってくださいとのことでした。


 以上が茨城県利根町における、火災が起きた後の手続きなどの情報になります。参考にしていただけたら幸いです。


webサイト引用:利根町HP「利根町災害見舞金等支給条例」

http://www.town.tone.ibaraki.jp/gyousei/reiki_int/reiki_honbun/e086RG00000434.html