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TURTLE MARKETING ACADEMY

47.オン・ザ・ジョブ・トレーニング (OJT)

2019.05.30 14:12

OJTとは実際の職務現場で、仕事を遂行しながら行う教育訓練のことで、通常は担当上司が部下に対して必要な知識や技術を指導し修得させる手法です。日本では言葉が異なりますが、内容が同じ指導要領がありました。連合艦隊司令長官の山本五十六が有名な言葉を残しています。


やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、

ほめてやらねば、人は動かじ

 

新人のビューティアドバイザーが異動になった時、そのOJTの実施責任者はチームのチーフ・ビューティアドバイザーです。当然のことながら、チームから適切な人を選びOJTを任せるのもチーフの権限ですが、最終責任者はチーフであることを忘れないでください。


寿司職人になるには弟子入りしておよそ10年の修行が必要だと言われますが、そんな悠長(ゆうちょう)なことは言っていられません。しかし、3ヵ月で一人前のビューティアドバイザーになる人もいますが、1年経っても一端のビューティアドバイザーになれない人もいます。この時間の差はどこからくるのでしょうか。頭の善し悪しだと一言で片付ける人がいますが、社会人としての「頭が良い人」は学生時代とは異なります。学校の成績が良ければ頭が良いと言われたはずです。つまり、単に記憶力が良いだけです。時間をかけて反復して覚える努力をしただけです。誰でも努力すれば学校の成績はよくなるはずですが、それを怠っているから頭が悪いと言われています。

さて、社会人として「頭の良い人」は、事の本質を理解しているかどうかで、記憶力とは関係のないことです。仕事をなぜしなければならないのか、ビューティアドバイザーの仕事は何か、お客様に感謝するとはどのようなことか等を心から理解しているかどうかです。

新人を迎えたら、サービス業の本質から分かりやすくOJTを通して丁寧に説明してあげてください。