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17.香りの分類 バラ〜ゼラニウム

2019.06.03 01:00

【バラ】…第1アロマ

赤いバラ、白いバラなど、基本的には花の色によってワインの色調によっても使い分けられますが、割合しっかり日の光を浴びて花開いた状態を表します。

赤ワインの場合、バラの香りとは基本的に若いワインに使う言葉です。

ワインの成熟度合いにつれて、バラのつぼみ、しおれたバラ、ドライローズなどと、乾き具合により単語を変えていきます。


【すみれ】…第2アロマ

若いワインに頻繁に感じられる発酵由来の香りです。

スミレのお花から感じられる印象、そのままの紫色の優しい香りで、ほのかに清涼感を伴う場合に用いる事が多い単語でもあります。


【牡丹】…第1アロマ

バラなどの実物の花の香りではなく、牡丹の大きく優美なイメージに基づいた表現で、特に若いワインで華やかな香りを表現したい時に用います。

日なたに咲いた赤い花をしっかりとしたニュアンスで伝える香りでもあり、温暖で日照量の豊富な地域で造られた赤ワインに用いられる事が多いです。


【ゼラニウム】…第1アロマ

赤い花の香りで、特にピノ・ノワールに用いられます。

また、葉の部分は芳香剤でも使われており、ワインの欠点がある香りとして用いられます。マイナスな表現はなるべく選択しない方が良いと思います。


今日はここまでです。