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ツダ ケイタロウ

気づかない「男」集中できない「女」。

2016.03.16 14:27

とある実験。


男女10名ずつ、同じ部屋に入り机に向かう。

それぞれの前には辞書が1つずつ。

課題はこちら。


「辞書の指定のページを開き、制限時間1時間で出来る限り暗記しなさい。」


課題が終わると次の部屋。それぞれは個室へ。


そこで2つの質問。


1.今覚えた内容を出来る限り書き出すこと。


2.さっきの部屋では、どこにどんな人か座っていたか?インテリアや壁の色、置いてあったものなど、思い出せる限りの情報を書き出すこと。(当然、事前にはなんの告知もなし。)



1に強いのは男性。2に強いのは女性だそう。


つまり、男性は…

「与えられた課題に対しての集中力において、力を発揮する。」「周りの事は目にしていても頭に入っていない。」。


いっぽう女性は…

「自然と目に入っているものに対して、気づきの能力に長けている。」「1つのものに対して集中力が持たない。」


もちろん個人差はあれど、そんな傾向があるようで。



これの所以は、動物としての雄、雌の役割分担からきているそう。(まぁこれも種によっては違うだろうけど。)


目の前の獲物を「狩る」という1つの課題に一点集中するチカラのないオスは子供にエサを与える事が出来なかった。

「獲物が捕れたか?捕れなかったか?」

→結果主義。


周囲の危険や変化に「気付く」能力のないメスは子供やタマゴを守る事が出来なかった。

「子供は今日も変わらず無事だったか?」

→プロセス主義。


あくまで傾向の話。決めつけるわけではないですが。


男性スタッフには「結果」をほめる。

「良く達成できたね!おめでとう。」


女性スタッフには「プロセス」をほめる。

「今日も頑張ってたね!お疲れ様。」


という使い分けは確かにしっくりくる気が。


はい。まず自分が気を付けます。



…しかし、逆に考えると美容師として、経営者として「大成功」をおさめている人には「気づきに強い男性。」や「達成力のある女性。」という言葉があてはまる。


得意分野だけではダメという事ですかね。