禁酒って思っているより辛いんです
ようこそ
【健康と幸福のためのスピリチュアル入門】へ
ガイドを務めます、ルビーです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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潜在意識を変えて禁煙した時は
まったく知識がなかったので
“恐怖” を使って書き換えていました。
禁煙についてはこちら
今考えると、無謀ですが
やはりその方法しかなかったように思います。
けれども、禁酒の場合は
そういうわけには いきませんでした。
お酒は好きですか?
美味しいですし
楽しいですよね。
そう、タバコはカラダに悪いもの
だから禁煙する! というのは
至極まっとうな考えで
周囲の人たちも、みんな大賛成です。
ところが、お酒となると
「止めてしまわなくても、減らせばいいじゃない」
「1杯ぐらい付き合ってよ」
「なんや、飲まんとおもしろくなか」
などと
周りが許してくれないのです。
こっちは
飲みたくてたまらないのに
そんなことを言われると
当然ながら、潜在意識は
私ののどを鳴らし
つばがこみ上げてきます。
そこをグッとこらえるのですから
大変なことでした。
50歳を過ぎて、お酒を飲んだあとが
本当に辛くて
一度飲んでしまうと
家のことを何もできなくなるので
自己嫌悪になります。
ですから、本氣で止めたかったのです。
そこで、今回は
『禁酒セラピー』という本を読んで
チャレンジしてみました。
・精神力はいらない
・禁断症状はない
・お酒の代用品はいらない
・読み終わるまで、お酒を止めたり控えたりしないこと
最初は
「本を読んだだけで止められるなら世話ないわ」
と半信半疑だったのですが
読み始めてから
その考えは変わりました。
私たちの潜在意識の中には
お酒に対する間違った認識、常識が記憶されています。
その思い込みを外すものでした。
読んで納得はしたものの
そこからまた
顕在意識の3%と
潜在意識97%の攻防が始まったのです。
97%の潜在意識は
お酒を飲むのが習慣だと思い込んでいます。
ですから、些細なことでも
カラダは反応するのです。
一番困ったのは、テレビコマーシャルです。
ビールや酎ハイなど
グビグビっと美味しそうに
のどを鳴らして飲む映像に
私ののども鳴り、つばが上がってきます。
ドラマを観ても
食事のシーンでは、グラスにワインが注がれるだけで
飲みたくなるのです。
それをガマンすると
意識が集中してしまい、イライラしてきます。
私でさえこの反応ですから
アルコール依存症の治療中の方には
地獄の苦しみだと思います。
本を読むだけとはいいつつ
実際は、潜在意識や脳の反応と対立しなくていけないので
とても苦しいのです。
また、ダーリンが大のお酒好き!
いつも一緒に飲みに行って
ワイワイ楽しんでいたので
禁酒には賛成だったものの
「飲まんとおもしろくなか」
「1杯だけ飲めよ」と
すすめてくるのです。
最大の抵抗勢力が、家の中にいたとは!!
どうしてもガマンできずに
ほんのひと口飲んでみると
「ニガっ!」
ビールは苦いし、焼酎は臭い。
脳の中で描いている
美味しいイメージとは 全然違うぞ。
脳や潜在意識が、飲みたがっているだけで
実際に飲んでみると
あまり美味しいと感じない。
その事実をしっかりと受け止めました。
「美味しいと思い込んでるだけで
私には合わないんだ」
お酒を本当に美味しいと感じる方も多いでしょうが
私には、お酒が合わなかったのです。
付き合いと雰囲氣
そしてワイワイ騒ぐのが好きで
飲んでいたのですが
お酒そのものは
私のカラダに合っていなかったことに
やっと氣づきました。
だから、いつも具合が悪くなっていたのです。
カラダは拒否していたんですね。
そこに氣づいてから
潜在意識が変わってきました。
無理に止めるのではなく
カラダが本当に欲しがっているのか
確認するようにしました。
すると、脳が欲しがっているのがわかります。
映像と音、匂いなど
五感を通じて、脳はイメージしてきます。
「うふふ 脳が欲しがってるね~
でもカラダは欲しくないよ」
そう言い聞かせて、受け流すことができるようになると
一瞬、飲みたい衝動に襲われますが
収まるまで、静かに待つことができます。
そうして、潜在意識を癒すと
飲まなくてもよくなりました。
今でも、テレビのコマーシャルは
脳を刺激します。
けれども、私が飲まなくなったので
どこにでも車で食事に行けるようになり
ダーリンはとても喜んでいます。
抵抗勢力はいなくなりました。
今では、お酒はガマンしていません。
もう飲まなくてもよくなったし
魅力を感じなくなりました。
それよりも、食事の味をしっかりと味わえて
酔わなくても楽しめるので
とてもハッピーな氣持ちです。
潜在意識を変えることで
禁煙や禁酒ができたことは
本当に大きな収穫でした。
実際には
潜在意識のことは、あとから
氣づいたんですけどね。
この経験を活かして
次なるチャレンジに向かおうと思っています。