【CRUSH RIGHT】IBF挑戦者決定戦 尾川堅一もう一度世界へ。
現在IBFスーパーフェザー級(Jrライト級)4位の尾川堅一選手の次戦が帝拳ジムのHPより正式発表されました。
7月6日後楽園ホールで行われる一戦は
IBF世界タイトル挑戦者決定戦
2年前の12月、ラスベガスに乗り込み36年ぶりの米国奪取の快挙とともに持ち帰ったIBFの赤いベルト。
しかし王座戦4日前の2017年12月5日に実施された抜き打ちのドーピング検査で、尾川の尿サンプルから禁止薬物のアンドロスタネディオル(合成テストステロン)がAサンプル、Bサンプル共に陽性反応を示し、ネバダ州コミッションはIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦について“無効試合”の裁定を下して試合結果を訂正した。
さらにJBCが、尾川選手に対してボクサーライセンスの1年間停止処分を科し同年12月9日まで試合が出来なかった。
天国から地獄を味わった。
尾川選手が謹慎中に同じ階級の伊藤雅雪選手(横浜光)が7月米国に乗り込みフロリダでWBO世界スーパーフェザー級王者を奪取。
以降36年ぶりの快挙は伊藤選手の代名詞に。
苦しい期間を乗り越え今年2月に後楽園ホールで復帰。
フィリピンライト級王者相手に判定勝利を飾る。
試合後のマイクで涙を流し、サポートしているファンに感謝を示した。
この試合後IBFは尾川選手を5位にランクさせ、その翌月には4位に上昇。
今月上旬に4位の尾川選手と5位のアジンガ・フジル選手(南アフリカ)に対して挑戦者決定戦を指令。
両陣営の交渉は決裂し入札に。
フジレ陣営が102,000ドル(約1117万円)に対し、帝拳陣営は122,000ドル(約1337万円)で落札。
この結果7月6日土曜日に後楽園ホールで開催されるダイナミックグローブで行われることに。
気になるアジンガ・フジレ選手の簡単なデータとして
14勝8KO無敗の22歳のサウスポー。
現IBFインターコンチネンタルチャンピオン。
プロキャリアは全て母国南アフリカで行っており今回が初の海外での試合。
この試合に勝利しもう一度あの舞台へ連れて行ってくれることを信じてます。